G8宗教指導者サミット開催=環境問題、民族紛争など協議
世界の宗教指導者らが北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)に合わせて、環境問題や民族紛争など世界的な課題を話し合う「G8宗教指導者サミット」が27日、3日間の日程で大阪、京都の寺院や神社などで開催された。29日の全体会議で宣言文を決議し、内閣府を通じて主要8カ国(G8)首脳に提出する。
G8を含む世界30カ国の宗教指導者ら約45人と国内の宗教団体代表ら約70人が参加。「地球と生きる−宗教者からの提言」をメーンテーマに、「自然」「民族」「アフリカ」の3つの分科会に分かれ、地球温暖化、民族紛争、経済格差、食料危機などを協議する。
2006年のサンクトペテルブルク・サミット(ロシア)に合わせて初めて開かれ、今回で3回目となる。
(2008/06/27-10:37)