海外から寄せられた弔電 (順不同 原文は英語)
三宅龍雄教会長の逝去に際して、海外からも多数の弔電が寄せられました。
WCRP管理委員会議長
ヨルダン・ハシミテ王国
ハッサン・ビン・タラル殿下
三宅龍雄先生の訃報に接し、私は悲嘆に耐えません。
先生は大変優れた人物で、われわれWCRP(世界宗教者平和会議)の指導者すべてに、いつも霊的な示唆を与えて下さいました。WCRPを代表してお悔やみ申しあげます。
三宅先生のご逝去は、先生のリーダーシップと洞察力の恩恵を被っていたすべての者にとって、大いなる喪失であります。
三宅龍雄先生は、金光教泉尾教会長として、また、日本における著名な宗教指導者のひとりとして、諸宗教間対話と協力の推進に大いに貢献されました。
三宅先生の平和を促進することへの業績は、多くの人々を奮い立たせ、やる気にさせてきましたので、今三宅先生を失ったことは全ての人々にとって受け入れることができないことのようであります。
どうか私の深甚なる弔意をお受け取り下さいませ。
教皇庁諸宗教対話評議会 副議長
フェリックス・マチャド師
親愛なる三宅先生ご一家ならびに金光教泉尾教会の皆様。
私はたった今、三宅龍雄先生のご逝去の報に触れました。バチカンの諸宗教対話評議会を代表して、三宅家のご一同様と金光教泉尾教会の全てのご信者の皆様に、心からの哀悼の意を捧げます。慈悲深く全能なる神の御恵みが亡き三宅龍雄先生のもとにありますように。
三宅龍雄先生のご貢献は、ご自身の宗教である金光教へ向けられただけでなく、WCRPをはじめとする多くの諸宗教協力団体や、現実の世界に平和をもたらすことへと向けられました。三宅龍雄先生のご遺業が、今後とも次世代の後継者の先生方に継承され、かつますます発展されますことをお祈り申し上げます。
深甚なる哀悼の念を表すと共に、神の愛が大いなる希望をお与え下さいますよう。
世界イスラム会議 事務次長
パキスタン共和国最高裁 法務官
ミル・M・K・マルワット博士
WCRP名誉会長であられる三宅龍雄先生ご逝去の報に接し、驚愕を禁じ得ません。私は、三宅龍雄先生を随分と前から存じ上げ、また、WCRPという名声の高い組織で、長年にわたって活動を共にしてまいりました。
三宅龍雄先生は、偉大なる人格という徳質を体現されており、平和を築くための最も価値のある奉仕に粉骨砕身されました。三宅先生は大変な熱意と貢献をもって、ヒューマニティに献身されました。
三宅龍雄先生のご献身は、長く人々の記憶に留められることでしょう。三宅先生のご逝去は、ただ単に、WCRPやACRPあるいは神道の信仰者にとっての損失というだけでなく、全人類にとっての損失であります。
私は、三宅龍雄先生の魂が永遠なる平安に恵まれますようにお祈り申し上げます。私は、三宅家ご一同様および金光教泉尾教会のご信者の皆様と、この悲劇に際して、悲しみと嘆きを全身全霊で分かち合いたいと思います。
どうか全能の神(アッラー)が、この回復しがたいと思われる喪失に対して、ご一家とご信者の皆様に対して、忍耐心をお与え下さいますようお祈り申し上げます。
私の衷心よりの弔意をお受け取り下さいませ。
WCRP 国際事務総長
ウイリアム・ベンドレイ博士
私と共に、すべての大陸に広がるWCRPの宗教指導者たちは、このたびの三宅龍雄先生のご逝去の報に接し、三宅家の皆様と金光教泉尾教会のご信者の皆様方に、深甚なるご弔意を申し上げます。
私は今、二十人のイラクのハイレベルの宗教指導者と、平和を維持し、その傷ついた国を回復するための現場におりますので、三宅龍雄先生とのお別れに駆けつけることができませんが、その心はいつも三宅龍雄先生と共にあります。三宅龍雄先生も、私が先生のご葬儀に駆けつけるのではなく、イラクの宗教指導者たちと共にあって、彼らの直面する困難に立ち向かうように望まれていることを理解いたしております。私はそうすることによってこそ、三宅龍雄先生の崇高なるご意志を尊重していると確信しています。
金光教における三宅龍雄先生のリーダーシップは、平和を構築するために諸宗教の協力を推進するという泉尾教会の大変な努力によって継続され、また拡大されてきました。
三宅龍雄先生は、具体的な実践行動において、諸宗教の指導者間における合意を形成することに確固とした関わりをもってこられました。龍雄先生は、学識も経験も兼備された方として、一九七〇年に京都で行われた第一回のWCRP世界大会の開催に大いなる貢献をなさいました。そのとき以来、金光教泉尾教会と龍雄先生は、世界宗教者平和会議の確固としたサポーターであり続けました。
私を含む多くのWCRPのメンバーが、三宅先生のご自宅でしばしばゲストとして歓待され、最高のおもてなしと、平和に貢献する宗教者としての道を探り、努力する方法を共に語り合いました。
三宅龍雄先生は世界宗教者平和会議から、名誉会長の栄誉を受けておられます。龍雄先生のビジョンに満ちたお働きが三宅光雄先生やその他の三宅家の先生方および泉尾教会によって引き継がれていることを知っていると言うことが、私どもWCRPにとって最大の慰めであります。
深甚なる弔意を込めて。
ACRP 事務総長
キム・サンゴン博士
われわれの最愛の支援者である金光教泉尾教会の皆様。
私は、われわれの偉大なる宗教指導者であられた金光教泉尾教会長三宅龍雄先生のご逝去の悲報に接しました。
どうか、ご遺族と金光教泉尾教会の皆様が心から尊敬されている三宅龍雄先生への私の心からの深甚なる弔意をお受け取り下さいませ。
三宅龍雄先生が、そのご生涯を懸けて世界平和の実現に関する仕事を勤め上げられましたことは、皆よく存じておりますので、今は永遠の平安のもとにお休み下さいませ。
私はACRP(アジア宗教者平和会議)を代表して、三宅光雄先生と祈りを共にしたいと思います。なぜなら、三宅龍雄先生の宗教指導者としての容易ならぬお働きは、このまま消滅してしまうのではなく、一層、拡大発展していかなければならないからであります。
深甚なる哀悼を込めて。
ユニセフ本部 調整官
ファリダ・アリ女史
私たちは、たった今、WCRPの名誉会長の中で最も高徳な、かつ、世界中の子供たちの置かれている現状の最もすばらしい理解者である三宅龍雄先生の訃報に接しました。三宅家の皆様の大いなる喪失に対して、ユニセフを代表して、心からのお悔やみをお受け取り下さい。
三宅龍雄先生は、人類の生活の質の向上に対して不屈の努力を努められ、世界平和を実現するための諸宗教間の協力ということに固い信念をお持ちであられました。未来に続く世代に対して世界をより良い方向へと導くための三宅龍雄先生の首尾一貫したメッセージは、世界中へと響き渡り、子供の権利について活動するすべての人々への心へと共鳴してゆきました。
この取り戻すことのできない大いなる喪失に対する私たちユニセフからの衷心よりの弔意を三宅家の皆様と金光教泉尾教会のご信者の皆様お受け取り下さいませ。
WCRP 国際委員長
タロック・S・ナンドラ博士
私たちのいとしい兄弟三宅龍雄師が、天国へ向けて旅だったという知らせを受け取りました。
余人をもって代え難い宗教指導者である三宅龍雄先生は、WCRPの当初からの筋金入りの支持者でありました。WCRPの偉大なる創設者である故三宅歳雄先生の後継者として、WCRPの国際委員長そして名誉会長として果たして下さった三宅龍雄先生のリーダーシップは、三宅龍雄先生がお亡くなりになられた後も、その意志を継ぐ私たちによって、永久に記憶に留められます。
ケニアと日本とは遠く離れておりますので、私は、三宅先生にお出会いするのを心待ちにして過去の世界大会に参加し、また、WCRPの諸活動を通して、三宅先生と共に活動するのを楽しみにしておりました。三宅龍雄先生は、私たちアフリカに暮らすシーク教徒のことにまでお心を配ってくださいました。
私は、いつまでも、三宅龍雄先生との友情とご指導を大事にして、八月に京都で開催される第八回WCRP世界大会で三宅龍雄先生に再会できますことを心待ちにいたしておりましたのに、残念でなりません。
神が三宅龍雄先生の魂をとこしえの平安をもって休息させて下さいますようお祈り申し上げます。
神 学 者
ハンス・キュング博士
三宅龍雄先生の訃報に接し、悲嘆に耐えません。衷心よりお悔やみ申し上げます。
三宅先生の諸宗教間対話に対するご貢献は、常に、この分野に関わる人々の記憶にめぐみと共に残ることでしょう。
WCRP 名誉会長
ジャクリーン・ルージェ女史
私の親愛なる友人である金光教泉尾教会の皆様へ。
私の同志である三宅龍雄WCRP名誉会長のご逝去の報に接し、衷心からのお悔やみを申し上げます。私は、三宅龍雄先生のご家族はいうまでもなく、日本における、否、全世界におられる三宅龍雄先生を敬愛されているすべての人々と悲しみを分かち合いたいと思います。
私は長年、三宅龍雄先生と行動を共にしました。私は、三宅龍雄先生が諸宗教協力の活動に対して、物心両面で絶大なるご貢献をされている様を随所で目にしました。諸宗教間の対話を通して、あるいは、世界中の諸民族・諸国家・諸文化間の友好の促進を通じて、国際間の緊張を緩和するという方法に関心を抱いているすべての人々にとって、三宅龍雄先生の価値あるアドバイスと温かいご支援を失ったことは大いなる損失であります。
この夏に開催されます次期WCRP世界大会を成功させることが、高徳なる人物で、偉大なる教会の指導者三宅龍雄先生を追悼する最も良い機会になると思います。全身全霊を以ってわれわれがこの大会に貢献できますようにお見守り下さいませ。
ユニテリアン・ユニバーサリト協会 前国際局長
オリビア・ホームズ師
私は、「昨夜、三宅龍雄先生がお亡くなりになられた」という報せを今朝聞かされました。私の心と私の祈りがあなたとあなたのご家族と共にあることを覚えて下さい。
私は、あなたのお父上と何度かお目にかかり、その都度、親しくお教えいただく機会を持てたことを心から名誉なことだと思っております。私は、三宅龍雄先生が私をご自宅に、そして金光教泉尾教会にお招き下さり、大変な歓待をくださったことを決して忘れません。
私たちはたった今、三宅龍雄先生が私どもにお与え下さった物心両面のご支援に感謝して追悼集会(註:台湾にて開催されている第三十二回IARF世界大会中の帰幽であったために、世界各国から同大会に参加していた人々によって、三月二十九日に追悼集会が行われた)を終えたばかりです。
個人的にも、その信仰心と人間性への希望、そして、IARFへの献身と多くのことを三宅龍雄先生から学ばせていただきました。追悼式では、大きなスクリーンに三宅先生のお写真を映し出させていただき、椿大神社の山本行恭宮司に司式していただいて、エレン・キャンベル会長が弔辞を述べる厳粛な追悼集会を仕えさせていただきました。
メッヘレンおよびブリュッセル大司教
ゴッドフリート・ダンネールス枢機卿
WCRP事務総長のベンドレイ博士から、三宅龍雄先生のご逝去の報を受け取りました。ヨーロッパ宗教者平和会議を代表して、三宅光雄先生ならびにご家族の皆様に心からの哀悼の念を捧げたいと思います。
主よ。今は亡き三宅龍雄先生に、とこしえの平安と御恵みをお与え下さいませ。私は、亡き人とそして三宅光雄先生のために祈ります。
シャンティアシュラム 会長
ミトニ・アラム博士
三宅龍雄先生のご逝去の報を受け取り、驚愕の念を禁じ得ません。
三宅家とアラム家は、WCRPでの活動を通して、非常に親密な関係を築いてまいりましたし、今は亡き私どもの創設者M・アラム博士と三宅龍雄師の緊密な仕事は、WCRPの向上に大変貢献いたしました。また、それ以上に、三宅先生ご一家は、アラムファミリーの最も大事な記録に載せるべき象徴的存在でした。
三宅龍雄先生のご逝去は、WCRPにおける喪失に留まらず、われわれ家族にとっても非常に大きな喪失でした。私の娘であるカゼビノ・アラム、息子のアショク・アラム、そして私の心からの哀悼の意を、三宅光雄先生を始めとするご家族の皆様方に謹んで申しあげ、三宅龍雄先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
先生へ敬意を表し、われわれはシャンティアシュラム(平和の共同体)のスタッフと共に、毎朝の祈りの時間に二分間の黙祷を捧げます。
世界連邦運動本部 執行理事
ウイリアム・ペース博士
三宅龍雄先生のご逝去の報に接し、深い悲しみに包まれています。WFM(世界連邦運動)にとって大きな損失である三宅龍雄先生の死は、評議員および協会メンバーへお伝えさせていただきます。
コスタリカ先住民評議会 議長
ベアトリス・シュルテス女史
コスタリカの先住民評議会を代表して、このたびの三宅龍雄先生のご逝去に対して深甚なるお悔やみを申し上げます。
三宅龍雄先生は、日本から遠く離れた中米の小国コスタリカにもおいでくださったことがあります。そして、とかく忘れられがちな少数先住民族の宗教的・文化的伝統の保存と権利の回復について、大いなるご理解とご支援を賜りましたことを忘れません。
私は、ひとりのコスタリカの先住民の代表としてだけではなく、世界中の諸先住民族の声なき声の代表として、三宅龍雄先生のご逝去に哀悼の真を捧げたいと思います。
AYC 事務総長
スクマル・デービッド博士
AYC(世界連邦アジア青年センター)の一同を代表して、三宅家の皆様へ謹んでお悔やみ申し上げます。
教会長様を亡くされた皆様の悲しみはいかばかりかと拝察いたします。
また、最愛のお父上を亡くされた三宅光雄先生ご家族の方々の嘆き、悲しみはいかなる言葉でも言い表すことができないでしょう。
皆様が喪に服される三月三十一日は、われわれも共に祈り、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
以下、同趣旨のためご尊名のみ掲載
ミッドビル・ロンバード神学大学院元学長 ジーン・リーブス博士
国際宗教学・宗教史学会元会長 マイケル・パイ博士
諸宗教対話のための国際ユダヤ教委員会会長 デビッド・ローゼン師
インド・ミヤケホーム主管者 ジョン・エベネッツア師
ネパール・ミヤケホーム主管者 O・バジュラチャラヤ師
スリランカ・ミヤケホーム主管者 T・P・アメラシン博士
AYCハイデラバード事務所 S・クマール師
AYCバングラデシュ事務所 ハビブ・ザーマン師
AYCコルカタ事務所 A・ムクヘラジー博士
在大阪インド総領事 オム・プラガジー氏
在大阪インドネシア総領事 ピトノ・プルノモ氏
在大阪フィリピン総領事 マリア・ロペス氏
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