12月21日、リーガロイヤルホテルにおいて大阪国際宗教同志会(会長津江孝夫今宮戎神社宮司)の平成12年度第4回理事会が開催された。
最初に、同会の理事長である三宅龍雄教会長が開会の挨拶を行ない、続いて、事務局から平成12年度の活動報告が行われた。12年度は、2月の総会時に宗教民俗学の大家山折哲雄白鳳女子大学長(当時:現京都造形芸術大学大学院長)を講師に、また、6月の例会時には大阪の霊感商法被害対策弁護団長の植田勝博弁護士を講師に招き、講演会を行ったこと、さらには、10月に韓国からの宗教代表者三十数名を招いて日韓宗教者協議会創立30周年記念総会を泉尾教会で開催、また、11月末に国立京都国際会館において開催されたWCRP創立30周年記念行事に大阪国宗関係者が多数参加したことなどが報告された。
次に、審議事項として、平成12年度の決算報告と平成13年度の活動方針ならびに予算が審議され、事務局原案どおり承認された。なかでも、注目されたのは、平成13年6月(予定)に、今度は韓国において、韓日宗教人協議会創立30周年記念行事が開催される予定であるので、韓国側の受入母体である韓国宗教協議会と大阪国宗事務局が詳細について交渉を進めることとなった。
21世紀への展望を込めて話が弾んだ納会 |
理事会閉会後、引き続き、同ホテルにおいて平成12年度の納会が行われ、左藤恵理事(大谷学園理事長)が乾杯の発声を行った。なお、理事会・納会の参加者は、津江孝夫会長(代理)・三宅龍雄理事長、常任理事の西村淳晨本門佛立宗清風寺住職(代理)・同佐原慶治妙道会教団会長(代理)・同木積一仁神道石切教管長(代理)・同平岡英信清風学園理事長・同松井石根天理教明城大教会会長・同大森慈祥辯天宗管長、理事の池田瑩輝真言宗中山寺派元管長・同左藤恵師・同上田恵亮法華宗太平寺住職・同渡邉恭位立正佼成会関西教区長(代理)・同三宅光雄泉尾教会副教会長・同三宅善信金光教春日丘教会長・同片岡友次住吉大社権宮司・同村山廣甫曹洞宗東光院住職、監事三村映徹真宗大谷派西徳寺住職・同内海雅継泉尾教会総務部長の各師が出席した。
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