●○ 2000年7月行事 ○●
泉尾教会では、7月28日(金)〜30日(日)の2泊3日の日程で、今年も「夏のつどい」が開催された。昭和初期から青少年教育に力を入れてきた泉尾教会では、毎年、夏休みの時期に、小学生から大学生までの青少年たちのプログラムを実施してきた。ゲームなどの楽しい行事や神習(広前で正座して瞑想する)などの精神修養、さらには現代社会の問題について討論するなど、日頃の学校教育では味わえない独自の人間教育を行っている。
7月30日には、泉尾健児団創立73周年記念大会が開催され、広前での祭典と記念式典の後、境内において信徒会・婦人会・求道会・青年会が用意した模擬店や各種ゲームで、参加した子供たち時の経つのを忘れて楽しんだ。
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7月15日、泉尾婦人会創立72周年記念婦人大会が約1,500名の会員を集めて開催され、『子供の能力は無限』の講題で、学校法人清風学園専務理事の平岡龍人氏が記念講演を行った。
続いて、三宅壽賀子婦人会連合会長(三宅龍雄教会長夫人)による挨拶と、今年度最優秀会員の表彰が行われた。特に、今回の婦人大会は、昨年8月末に、先代教会長故三宅歳雄師が帰幽(死去)してから最初の婦人大会に当たり、三宅連合会長は、先代教会長への報恩感謝を強調した。
さらに、会員全員で『信心の道を迷わず失わず』を斉唱。大阪代表の河野雅子さんと地方代表の前田則子さんが、自らの信仰体験談である感話を行った。
最後に、三宅龍雄教会長が「お言葉」を述べ、先代教会長の一年祭を目前に控え、婦人会員が「師願継承」の第一線に立つよう、激励した。その後、今年度の『会員の誓い』を唱和し、創立72周年婦人大会を閉会した。 なお、当日、会場で集められた「伊豆諸島噴火・震災被災者救援募金」は、毎日新聞社会事業団を通じて、被災者の支援に充てられることになっている。
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7月4日(火)、平安神宮(九條道弘宮司:京都市左京区)会館で開催されたWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会(理事長:白柳誠一枢機卿)理事会・評議員会に、三宅龍雄教会長(同委員会常務理事)ならびに三宅光雄副教会長(同評議員)が出席した。
今回、京都で開催された理事会・評議員会の主な懸案は、11月に迎えるWCRP創立30周年記念行事について審議することであり、1970年に京都の国立国際会館を会場に、はじめてWCRPが開催された時と同会場を用いて、各種の記念行事が行われることになった。
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7月4日(火)、立正佼成会の庭野日鑛会長が、泉尾教会先代教会長 故三宅歳雄大人(もとのみやけとしおうし)霊神に参拝するため、泉尾教会に来訪された。
続いて、先代教会長が長年にわたって、世界平和の祈念を込めて早朝の修行を行い、現在では地下に納骨されている「祈りの塔」に参拝され、玉串を奉奠された。
庭野会長の父君であり、立正佼成会の開祖である故庭野日敬師と先代教会長とは、WCRP(世界宗教者平和会議)を創設するなど、宗教協力による世界平和達成の盟友として長年、協力してきた。庭野日鑛会長と三宅龍雄教会長も、両先代の遺志を継いで、共にWCRPの役員を務めている。
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7月3日(月)、三宅龍雄教会長は、大阪市内において、立正佼成会の庭野日鑛会長ならびに酒井教雄理事長と、夕食を共にしながら3時間にわたって宗教界を取り巻く内外の諸問題について懇談した。
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7月3日(月)、立正佼成会京都普門館(京都市東山区)で開催された「国連本部における宗教的・霊的指導者によるミレニアム世界平和サミット」日本派遣団準備会議(事務局長:黒住宗道黒住教教嗣)に、三宅善信執行が出席した。 ミレニアムサミットとは、世界的なケーブルテレビ会社CNNの創業者であるT・ターナー氏の提唱によるもので、本年8月末に、世界各国の宗教的・霊的指導者数百人が一同に会して、新千年紀における地球的課題に対して、宗教者としての態度を表明するものである。 日本からは、久邇邦昭(伊勢)神宮大宮司や渡邊惠進天台座主をはじめとするWCRP日本委員会と世界連邦日本宗教委員会に所属する宗教指導者の中から、約30名が参加することになっており、三宅龍雄教会長も参加する予定である。
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