1月28日(日)、会堂広前において、布教74年記念祭が約1,500人の参拝者を集めて仕えられた。布教記念祭は、先代教会長の三宅歳雄師が昭和
2年 1月24日、弱冠24歳の若さで、この泉尾の地で人助けの布教活動を開始したことを記念して毎年行われている。
「献燈」を行う二代目三宅龍雄師と三代目三宅光雄師。扁額は先代三宅歳雄師の肖像)
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午後2時、三宅龍雄教会長祭主の下、神前には海川山野の神饌物が供えられ、祭典が仕えられた。一昨年秋、先代の後を承けて教会長を継承した三宅龍雄師は、三代目にあたる長男の三宅光雄副教会長と共に神前に「献燈」を行ない、故三宅歳雄大人霊神の救済の業の継承の誓いを新たにした。
祭主が奏上する祭詞を拝聴する参拝者たち |
「献燈」の後、祭主三宅龍雄師は、神前に祭詞(のりと)を奏上し、玉串を奉奠した。祭詞では、一年後に迎える先代三宅歳雄師の布教七十五年記念祭に向けて、教会一丸となって取り組む決意であることを親神に奏上した。
祭典の途中に教話を行う三宅龍雄教会長 |
参拝者代表の玉串奉奠に続いて、祭主である三宅龍雄師が教話を行い、「先代歳雄師が布教を開始した当時は、第一次世界大戦による特需景気が急速に後退し、関東大震災が発生、その後の世界恐慌によって日本経済が破綻し、軍国主義による亡国への道を突っ走っていたことと、バブル景気の崩壊、阪神淡路大震災、金融破綻による日本経済の失速が起こった現在の状態が類似していること」について触れ、「今こそ"暮らし向き安心"を約束する泉尾教会の信心の本領を発揮すべき時である」と述べた。さらに、「今年に入って相次いで発生した中米エルサルバドルでの地震とインド西部での大地震によって甚大な被害が出たが、これを救援することが"世と人の助かり"を願い求める泉尾教会の使命である」とも述べて、教話を締めくくった。
参拝者一同、霊前で『先代恩師親先生報徳拝詞』を奉唱
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その後、祭主以下の祭員一同が霊前へ転座し、『先代恩師親先生報徳拝詞』を奉唱。三宅龍雄教会長が参拝者一同に成り代わって玉串を奉奠し、無事、この日の祭典は終了した。
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