= 2001年7月の行事&出来事 =


 来年1月27日に迎える布教75年記念大祭を目指して、各地区で実施されている信徒大会の第四陣として、7月29日(日)、姫路市飾磨区の姫路市立図書館飾磨分館において、姫路地区信徒大会が開催され、三宅龍雄教会長が『何でもの一心』という講題で記念講演を行った。

 姫路地区とは、泉尾教会の兵庫県西部の播磨地域にある出社各会のうち、飾磨会と神恵会の両会が連合して結成された地区信徒会である。


記念講演を行う三宅龍雄教会長

 うだるような酷暑の中、姫路地区信徒大会は、植村真次氏の司会で開会した。最初に、金光教春日丘教会長の三宅善信師の先唱で、『神徳賛詞』と『御布教七十五年記念大祭祈願』が奉唱され、『教会歌』が斉唱された。

 続いて、地区長の野田執師が、15年前に初めて姫路地区信徒大会が開催された時のことを振り返り、開会の挨拶をした。その後、青年の前田秀一氏と岩手哲雄氏が、若者らしい希望に満ちた元気な「感話」を行った。また、泉尾教会信徒会の田上知副会長が激励の言葉を述べ、前田智恵子さんと井戸育美さんから、地区信徒大会に臨席した三宅龍雄・三宅善信両師に花束が贈呈された。

 次に、三宅龍雄教会長による『何でもの一心』と題する記念講演が行われた。参加者一同、来年1月27日に迎える布教75年記念大祭への姫路地区信徒のエネルギーの結集を誓った。

 最後に、河原義弘氏が『申し合わせ』を発表し、『御神願』を奉唱し、記念撮影を行って、姫路地区信徒大会は無事、閉会した。なお、この日は、参議院議員選挙の当日と日が重なったにもかかわらず、多くの信者が地区信徒大会に参加した。

 今後の地区信徒大会は、この後、以下の日程で開催される予定です。一般入場者歓迎ですから、開催場所、時刻等を詳しくお知りになりたい方は、info@relnet.co.jp までお問い合わせください。

(開催日)  (開催地区)   (会 場)
8月26日 神戸地区  垂水勤労市民センター
9月 9日 東海地区  四日市市文化会館
10月14日 府下地区
11月 4日 大阪中地区
11月18日 大阪南地区
11月25日 淡路地区
12月 2日 大正地区

7/29

 

 7月23日(月)、ACRP(アジア宗教者平和会議)の飯坂良明国際事務総長が泉尾教会を来訪し、WCRP(世界宗教者平和会議)国際名誉会長である三宅龍雄教会長ならびにWCRP日本委員会評議員の三宅光雄副教会長と会談した。



三宅龍雄教会長と会談する飯坂良明ACRP事務総長

 WCRPと姉妹団体であるACRPと泉尾教会との繋がりは古く、1976年に第1回ACRP大会がシンガポールで開催された際には、先代教会長の故三宅歳雄師が参加し、当時、大きな国際問題であった洋上へ避難したインドシナ難民(いわゆる「ボートピープル」)の国際的人道支援活動に大きな成果を挙げた。

 故三宅歳雄師は、1986年にソウルで開催された第3回ACRP大会の実現に、WCRP国際委員長としてだけでなく、日韓宗教者協議会会長として尽力した。また、1991年にカトマンズで開催された第4回ACRP大会でACRP会長に選出され、主催国ネパールのビレンドラ国王とも会見した。



今は亡きビレンドラ国王と握手を交わす故三宅歳雄師

 1996年アユタヤで開催された第6回ACRP大会で、同事務総長に選出された飯坂良明氏(聖学院大学学長)は、今年の秋、ジョグジャカルタで開催される予定の第7回ACRP大会のあり方について、三宅龍雄教会長に意見を求めに来訪した。

 折しも、ちょうどこの日、長年、WCRP運動に多大な協力を行ってきたインドネシアのワヒド大統領(同国最大のイスラム教団体ナフダトゥール・ウラマーの議長でもあった)政権が崩壊するという最悪の事態に見舞われ、本年11月に同国で開催が予定されている第7回大会の準備および同国の政情分析も行われた。

7/23

 

亀井静香 前政調会長 再度来訪  

 7月16日(月)、自民党前政調会長の亀井静香代議士と自民党大阪府議員連盟会長の柳本卓治代議士が六月に続いて再度、泉尾教会を参拝し、三宅龍雄教会長を表敬した。



亀井静香代議士と会談する三宅龍雄教会長

 両代議士は、参議院選挙後に本格的に実施されることが予想される小泉総理流の「痛みを伴う構造改革」に対する分析とその評価についての見解を三宅教会長に求めた。また、泉尾教会の渉外広報部門を担当している三宅善信執行と、広範囲な分野における今後の活動の推進方法について協議した。

7/16

 

 7月15日(日)、泉尾教会婦人会の創立73周年記念婦人大会が、1,500名の参加者を集めて開催され、夫人の介護のために市長職を辞して話題になった前高槻市長の江村利雄氏が『夫のかわりはおりまへん』の講題で記念講演を行った。



全国から参加した会員たちで満堂の広前

 
神殿での感謝祭(祭主三宅光雄副教会長)に続いて、創立73周年記念婦人大会の開会。全員で『婦人会の歌』を斉唱、昨年秋に就任した竹田千鶴婦人会長が、自身の抱負を込めて開催の挨拶を行った。



挨拶する三宅壽賀子
婦人会連合会長
 続いて、三宅壽賀子婦人会連合会長(三宅龍雄教会長夫人)による挨拶と、今年度最優秀会員である大阪代表の小坂照子さん(住吉会)、地方代表の山中タエ子さん(香川会)の表彰が行われた。特に、今回の婦人大会は、来年1月27日に迎える布教七十五年記念大祭を半年後に控え、婦人会員各位が「お道引き」の最前線で活躍することが期待され、三宅連合会長は、先代教会長(一昨年に帰幽した故三宅歳雄師)への報恩感謝の念を持つことを強調した。

 
さらに、会員を代表して、大阪の西村徳子さん(浜通会)と地方代表の西原スマ子さん(かつらぎ泉光会)が、自らの信仰体験談である感話発表を行い、布教七十五年記念大祭への決意を表明した。


記念講演を行われる
江村利雄先生
 
 
その後、『夫のかわりはおりまへん』の講題で、前高槻市長の江村利雄氏が記念講演を行った。江村利雄氏は、一昨年春、痴呆症状の始まった令夫人の介護をするために、15年間務めた市長職を辞したことで、その言動が世間の注目を集めた。介護保険制度が施行されて一年以上が経過した今、介護の実体験と、長年、行政の長として福祉政策の実施の両方を経験された数少ない人として、貴重な意見を伺うことができた(講演録は別掲)

 
最後に、三宅龍雄教会長に対して、婦人会の旧執行部(正副会長)から感謝の花束が贈呈され、教会長から「お言葉」を賜った。その後、今年度の『私たちの誓い』を全員で唱和し、創立73周年婦人大会を閉会した。
7/15

問い合わせ先:金光教泉尾教会
mail: izuo@relnet.co.jp

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