< 2002年度3月 >



学業達成祈願祭 

 3月 31日(日)、子供たちの進学・進級を祝い、学業成就を願う学業達成祈願祭(祭主:三宅光雄副教会長)が、広前神前で仕えられ、幼稚園児から大学生まで、大勢の子供たちが参拝した。


三宅龍雄教会長から記念品を下賜される新入生の代表

 祭典に行われた感謝の集いでは、今春、大学に合格した岸上晃典さん(神戸大学)が感話を行った。また、小中高大の新入学者代表・進級者代表が三宅龍雄教会長から記念品を授かった。最後に、三宅龍雄師が、子供たちの健やかな成長と学業成就を願って、お祈りの言葉を述べた。


参拝した子供たち全員に、記念品が配布された

        02年03月31日



WCRP研究集会に教会長夫人らが参加

 3月30日、浄土真宗本願寺派(通称:西本願寺、京都市下京区)の宗務総合庁舎大会議室において、WCRP日本委員会主催の「平和のための宗教者研究集会」が開催され、泉尾教会からは、三宅壽賀子教会長夫人(大阪府宗教婦人連盟理事長)や三宅光雄副教会長(WCRP日本委員会評議員・同開発環境委員会委員長)他が出席した。


西本願寺で開催された研究集会の様子

 今回の研究集会のテーマは、『9.11と宗教者の役割』と題して、昨年秋の米国同時多発テロ事件後の国際情勢の変化と、平和を目指す宗教者の使命について、イスラム教・仏教・キリスト教・神道の視点から、WCRP平和研究所員らを中心にシンポジウムが開催された。


大谷光真浄土真宗本願寺派門主と挨拶する三宅壽賀子教会長夫人

   02年03月30日


春季霊大祭

 3月21日(祝)、春季霊大祭が仕えられた。霊大祭に先立ち、「祈りの塔」教信徒納骨慰霊祭(祭主三宅光雄副教会長)が、雨天のため、会堂からの遙拝式の形式で仕えられ、過去半年間に亡くなられた教信徒の慰霊祭が仕えられた。


祭主として祭詞を奏上する三宅光雄副教会長

 続いて、会堂広前霊前において、春季霊大祭が三宅光雄副教会長祭主の下に仕えられた。海川山野の神饌物が供えられた後、祭主の祭詞奏上・玉串奉奠が行われた。また、参拝者ひとりひとりに成り代わって三宅龍雄教会長が霊前に大玉串を奉奠し、先祖の霊への感謝を捧げ、教話(説教)を行った。


参拝者を代表して大玉串を奉奠する三宅龍雄教会長

 なお、霊大祭前日の20日には、午前10時半から午後6時までの長時間にわたり、「お呼び出し祭」が行われ、昭和2年以来、泉尾教会の霊殿に祀られている信徒・教徒らの霊神名が一柱づつ読み上げられた。


三宅龍雄教会長の教話を拝聴する参拝者たち

  02年03月21日


佐渡ヶ嶽部屋 大阪場所必勝祈願祭 

 3月 8日(金)13:00から、泉尾教会会堂広前において、佐渡ヶ嶽部屋(日本相撲協会理事佐渡ヶ嶽慶兼親方)の大相撲春場所必勝祈願祭が三宅善信執行祭主の下に仕えられた。

 21年前から、大阪場所時には、泉尾教会に滞在し、境内に土俵を設えて稽古を行っている佐渡ヶ嶽部屋の一行は、春場所での好成績と無事安全を祈って必勝祈願祭に参拝した。

 祭典では、部屋を代表して佐渡ヶ嶽親方が、力士を代表して関脇琴光喜関が神前に玉串を奉奠した。祭典後、三宅善信執行から激励の言葉、佐渡ヶ嶽親方から感謝の言葉があり、全員が御神酒を頂き、春場所の健闘を誓った。

    02年03月08日



IARF国際評議会に出席           

 3月13日から19日にかけて、オックスフォード大学のマンチェスターカレッジで開催されたIARF(国際自由宗教連盟)の定例国際評議員会に、同評議員でもある三宅龍雄教会長の名代として、三宅善信執行が出席した。


国際評議員会の様子

 IARFは国連経済社会理事会公認のNGO(非政府組織)として、百年以上の伝統を誇る諸宗教対話・協力団体であるが、冷戦後のアメリカの一極支配構造が進む中で、各地で続発する宗教・民族紛争やテロの温床となっている「少数派への抑圧」を排除する(信教の自由の確保)のがその主たる目的である。

 今回の国際評議員会では、予算・決算や活動方針、人事等の通常の審議事項に加えて、本年7月末から8月初めにかけて、ハンガリーのブダペストで開催される第31回IARF世界大会の準備状況について詳細に検討が加えられた。


マンチェスターカレッジの中庭で記念撮影

 なかでも、日本人ではただひとり善信師が講師に指名され、『IT(情報通信技術)と宗教的自由』について、2日間にわたるワークショップを行うことになったことが注目された。

 02年03月13〜19日


在阪9カ国の総領事が相次いで来訪  

 3月4日、6日、12日の3回に分けて、英・独・中・露・加・ベルギー・タイ・フィリピン・インドネシア9カ国の在阪総領事が相次いで泉尾教会に来訪し、親善交流や国際問題等について意見の交換を行った。

 泉尾教会と在阪各国総領事との意見交換プログラムは、毎年この時期に行われている恒例行事である。今年は、泉尾教会からは三宅龍雄教会長と三宅善信執行が出席して、昨年9月11日の同時多発テロ事件以後の国際情勢の分析や日本の政局などについて、総領事たちと意見の交換を行った。


三宅龍雄教会長と懇談する各国総領事

 また、各国総領事たちは、折から大相撲春場所のために泉尾教会に滞在している佐渡ヶ嶽部屋の力士たちの稽古を見学し、ちゃんこ鍋を一緒に食するなど文化交流も行った。

 02年03月4・6・12日


NHK『おはよう日本』が泉尾教会から全国放送生中継

  2月7日(木)、NHKの朝のニュースワイド番組『おはよう日本』が、泉尾教会から全国放送を生中継した。泉尾教会の境内に特設の土俵を設けて大相撲春場所の稽古に汗を流す佐渡ヶ嶽部屋の力士の様子を報じた。


朝稽古には連日、多数のマスコミが取材に訪れた

 過去3場所の通算勝ち星が大関昇進の目安と言われる33勝を一番上回る34勝を挙げ、注目が集まっている琴光喜関をはじめ、「就職場所」とも言われ、中学や高校を卒業したての新弟子の様子などを、相撲解説者の舞の海氏のインタビューを交えて中継され、「拝める宮(大会堂)」なども映った。

 02年03月07日



マスコミからも注目 お相撲さんと消防訓練

 春本番というにはまだ日の浅い3月1日(金)、泉尾教会では、「全国春の火災予防週間」に協賛して、今年も消防訓練が実施された。大相撲春場所のため同教会を宿舎にしている佐渡ヶ嶽部屋の力士たちや近所の幼稚園児たちも参加して、総勢250名の訓練となり、在阪マスコミ各社が多数取材に訪れた。


多数のテレビカメラに囲まれて心肺蘇生術訓練を行う琴光喜関

 午前11時、「会堂から出火し、参拝者何名かが煙を吸って意識を失った」という想定で訓練が始まった。、祈りの塔拝礼殿前広場に設置された模擬火災から炎が上がり、火災報知器作動訓練や119番通報訓練、参拝者の避難誘導を行った後、救急隊員の指導により、ダミー人形を使った心肺蘇生術(人工呼吸)訓練が行われた。琴光喜関をはじめ力士数名らが、慣れない手つきで懸命に心肺蘇生術訓練に参加した。火災や事故に遭遇したときには、救急車が到着するまでの数分間のあいだの適正な措置が生死を分けることもままあり、真剣な眼差しで指導を受けていた。


バケツリレーで消火訓練を行う力士と幼稚園児たち

 この後、泉尾教会の自衛消防隊員の消火器による消火訓練。また、火災発生の第一報を聞いて応援に駆けつけた琴ノ若関をはじめとする佐渡ヶ嶽部屋の力士勢が、バケツリレーによる消火を行った。また、大正消防署に所属するエア・レスキュー隊の隊員たちが、「密室に閉じ込められた被災者を救出する」という想定で、境内に設えられた模擬扉を電動ノコギリを使ってぶち破って突入するという華々しい訓練を披露した。最後に、泉尾教会の自衛消防隊員や大正消防署の隊員たちによるハシゴ車・ポンプ車などからの一斉放水訓練では、関取衆らも実際に消防士が使う放水銃を手にして、水圧のかかるプロの業を体験した。


放水銃を軽々と扱う関取衆

 すっかり大阪の春の風物詩となった感のある泉尾教会の消防訓練は、近所の幼稚園児や住民も多数見学に訪れ、NHK・朝日放送・関西テレビの地元3放送局や新聞各紙が取材を繰り広げ、訓練の様子がこの日の関西地域のローカルニュース等で放映された。

 02年03月01日


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