4月16日(水)、カリフォルニア大学チコ校の宗教史学教授のG・ウィリアムス博士夫妻が泉尾教会に来訪した。ウィリアムス教授は、同大学の学生約700名を連れて、世界の歴史・諸文化を実地に学ぶための豪華客船による世界一周クルーズの途中に、泉尾教会を訪れたもの。
結界で取次を受けるウィリアムス夫妻
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今回のツアーは、元来、アメリカ東海岸を出てキューバ・ブラジル・南アフリカ・タンザニア・インド・ベトナム・カンボジア・中国・長崎を経て、105日間の日程で、アメリカ西海岸へ帰着する予定であったが、折悪く、東南アジア地域において「SARS」が猛威を振るっているため、ベトナム・カンボジア・中国への上陸が急遽取りやめになり、当初の予定にはなかった釜山港と大阪港へ立ち寄ることになったもの。
泉尾教会に到着したウィリアムス夫妻は、直ぐに会堂広前に参拝。神前で玉串を奉奠して正式参拝した。夫妻は、泉尾教会へは数度来訪した経験もあり、特に、先代教会長故三宅歳雄師の大きな肖像画が掲げられた霊前では、万感を込めて長々と額ずいていた。
三宅教会長と意見交換をする
ウィリアムス教授
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この後、神徳館において、三宅龍雄教会長ならびにIARF(国際自由宗教連盟)を担当している三宅善信執行と、1時間あまりにわたり、IARFの運営方針等について意見交換を行った。ウィリアムス教授は、昨年夏にブダペストで開催されたIARF第31回世界大会の際に、現執行部の運営方針を厳しく批判したことでも知られ、同教授は、IARFに長年にわたって中心的な関わり合い方をしてきた泉尾教会と直接意見交換を望まれたもの。