< 2004年度1月 >
額賀福志郎自民党政調会長が来訪

 1月25日(日)、与党の政策決定の最高責任者である額賀福志郎自由民主党政務調査会長が、布教七十七年記念祭終了直後の泉尾教会に参拝した。


結界で三宅龍雄教会長の
取次を受ける額賀代議士

 額賀代議士と泉尾教会との関係は、昨年8月に、永田町の自民党本部で開催された額賀代議士が主催する『くにのかたち研究会』の講師を泉尾教会の三宅善信執行が、務めたことから急速に進展し、今回の表敬訪問となったものである。


教会長・副教会長らと意見の
交換を行う額賀代議士

 広前への参拝と結界での取次を終えた後、額賀政調会長は、三宅龍雄教会長と約1時間にわたって、山積する内外の諸問題について意見の交換を行った。

04年01月25日


布教七十七年記念祭
 1月25日(日)、会堂広前において、布教77年記念祭が約1,000人の参拝者を集めて仕えられた。布教記念祭は、先代教会長の三宅歳雄師が昭和2年(1927年)1月24日、弱冠24歳の若さで、この泉尾の地で人助けの布教活動を開始したことを記念して毎年行われている。


祭典中の満堂の広前

 祭典に先立ち、1時半から、三宅光雄副教会長による「前講」が行われた。午後2時、中正楽(雅楽の一種の吉備楽)に乗せて、三宅龍雄教会長祭主以下、二十数名の祭員が参向して着席、布教七十七年記念祭が始まった。

 副祭主三宅光雄師の手によって、日本一の大きさを誇る神殿の扉が開かれ、神前には18台の三宝に乗せられた海川山野の神饌物が供えられた。続いて、聖歌『救い主降る』に乗せて、1999年秋、先代の後を承けて教会長を継承した三宅龍雄師が、三代目にあたる長男の三宅光雄師と共に神前に「献燈」を行ない、故三宅歳雄師の救済の業の継承の誓いを新たにした。


「献燈」を行う二代目三宅龍雄師と
三代目三宅光雄師

 「献燈」の後、祭主三宅龍雄師は、神前に祭詞(のりと)を奏上し、玉串を奉奠した。祭詞では、イラク戦争に明け暮れた厳しい国際情勢と、未曾有の経済不況期にもかかわらず、信奉者一同、無事おかげをいただいてきたことへのお礼と、今夏8月に迎える「先代恩師親先生五年祭」に向けて、泉尾教会がとなって取り組む決意であることを親神に奏上した。

 その後、副祭主三宅光雄副教会長の先唱によって『先代恩師親先生報徳拝詞』が全員で唱えられ、先代教会長故三宅歳雄師の遺徳を偲んだ。さらに、信徒会各機関代表の玉串、各地方出社(でやしろ)代表者、参拝者総代の玉串奉奠行った。


祭典の途中に教話を行う三宅龍雄教会長

  続いて、祭主である三宅龍雄師が教話に立ち、「先代歳雄師が布教を開始した当時は、第一次世界大戦による特需景気が急速に後退し、関東大震災が発生、その後の世界恐慌によって日本経済が破綻し、軍国主義による亡国への道を突っ走っていたことと、バブル景気の崩壊、阪神淡路大震災、金融破綻による日本経済の失速が起こった現在の状態が類似していること」について触れ、「今こそ“暮らし向き安心”を約束する泉尾教会の信心の本領を発揮すべき時である」と述べた。さらに、「地球的レベルで問題化しているBSE問題や鳥インフルエンザ問題など、食の安全を巡る議論も、実は、生活のあり方に関わる信心問題である」と述べて、教話を締めくくった。

04年 1月25日

大阪府宗教婦人連盟平成16年度総会を開催

 1月21日(水)、リーガロイヤルホテルにおいて、大阪府宗教婦人連盟の平成16年度総会が開催され、大阪府下の約40名の宗教婦人が参加した。


来賓を代表して挨拶をする
左藤恵氏

 総会は、まず、来賓の元法務大臣の左藤恵大谷学園理事長が祝辞を述べた後、大阪府宗教婦人連盟の理事長を務める三宅壽賀子金光教泉尾教会長夫人が主催者を代表して挨拶を行った。三宅夫人は、イラク戦争に明け暮れた内外情勢に触れた後、「来年5月、大阪府が輪番で務めることになっている第50回近畿宗教婦人連盟記念大会を目指して、大阪が一丸となって取り組んでいこう」という趣旨の挨拶をした。


主催者として挨拶をする三宅壽賀子理事長

 総会に引き続いて、昼食会が行われ、平岡龍人清風情報工科学院理事長や山中清博(株)山中大仏堂社長らが、来賓を代表して挨拶を行い、また、フルートやピアノの生演奏などが行われ、和やかなうちに閉会した。

04年01月21日

各地で布教記念祭迎えの行願実施される

 1月17日と18日の両夜、大阪府下の出社(でやしろ=支部)各会および大阪市内の各班においては、恒例の『行願(ぎょうがん)』が実施された。この行事は、初代の故三宅歳雄師が、昭和2年(1927年)1月、徒手空拳で泉尾の地に布教活動を開始したことに因んで、毎年、布教記念祭の直前に実施される行事である。


信心に縁のある家々を廻って祈りを込める行願

  各地では、寒空の中を一件一件歩いて訪問して、信者の家の幸福を祈った故歳雄師の祈りの姿勢を追体験するために、提灯の明かりに下駄履きスタイルで祈念して廻った。

  04年01月17&18日


レスキュー協会事務局長が謝意

 1月15日(水)、昨年末にイラン南東部を襲った大地震は、死者・不明者数で4万人を超える大被害をこの地域にもたらせた。


三宅善信執行と会談する
河合伸朗事務局長

 泉尾教会では、いち早く現地へ駆けつけた救助NGOのひとつである日本レスキュー協会を支援するため、昨年12月29日に、同協会本部を訪れ義援金を手渡したが、この日、同協会の河合伸朗事務局長が泉尾教会を訪れ、泉尾教会のいち早い支援への感謝とイランでの救援活動状況の報告を三宅善信執行に行ったものである。

04年01月15日


厄を焼き尽くす「とんど」祭

  1月15日(木)、泉尾教会では、祈りの塔拝礼殿において、萬物の神護に感謝し、厄払を祈願する「とんど祭」が、三宅修神戸灘教会長祭主の下に仕えられた。


とんど祭で玉串を奉奠する
三宅光雄副教会長

  毎年、小正月に行われるこのご祭事は、一般に「とんど祭(左義長)」として知られ、正月の門松や古くなった取り替えられた注連縄(しめなわ)や神具、他の神社仏閣で付与された各種の守り札などを、お祓いを受けた炎で燃やし、火具土(かぐつち)に返すための「お炊き上げ」の祭事である。


祭主の手によって、
1枚づつ炊き上げられる神木

 特に、今年、厄年を迎える信奉者らの氏名を書いた神木が、祭主の手によって、天を焦がす勢いの紅蓮の炎の中に投げ込まれる場面は、迫力満点であった。

04年01月15日


中山寺池田瑩輝元管長を弔問

  1月14日に遷化した真言宗中山寺派元管長池田瑩輝師を弔うために、三宅龍雄教会長夫妻は、1月15日午前、大本山中山寺の塔中寺院で池田師自坊である成就院に、故池田瑩輝師の長男で、現在、真言宗中山寺派管長・大本山中山寺長老を務められる池田光輝師に弔問した。

  故池田瑩輝師と泉尾教会との関係は古く、故池田師は、三宅教会長が理事長を務める大阪国際宗教同志会の理事として長年務めれたのをはじめ、世界連邦運動日本宗教委員会の委員長として長年、宗教対話に基づく世界平和運動の実践に努められた。


喪主である池田光輝真言宗中山寺派管長へ
弔意を伝える三宅龍雄夫妻

  また、故池田師が遷化された1月14日は、真言宗各宗派の管長が共同して出仕する京都東寺(教王護国寺)の『後七日の御修法(みしほ)』(註:天皇陛下の健康長寿と安泰を祈って、勅使が持参した玉衣に加持祈祷を行う真言宗最大の修法。弘法大師の時代から、毎年、1月8〜14日に行われている。この日は、昨年、中山寺派の管長に就任したばかりの池田光輝師が初めて出仕した御修法の最終日であった。故池田瑩輝師は、かつてこの御修法の大同師を勤め、「真言宗長者」を務めたことがあった)の最終日であった。

 04年01月15日


長寿者の集い
  1月8日(木)、今年最初の「おかげ祭」ならびに「先代恩師親先生ご命日祭」に先だって、今年80歳を迎えたご長寿の信者を招いて、教会長から特別の表彰(メダルの授与)が行われた。


三宅龍雄教会長から記念メダルを
授与されて客殿で歓談する長寿者たち

 これは、生前三宅歳雄先代教会長の生誕祭が、毎年1月8日に教会を挙げて祝われていたことから、満96歳まで長命であった先代教会長にあやかって、高齢の信者の長寿を願うために行われている行事である。


三宅教会長と共に記念撮影をする長寿者たち

 今年、満80歳を迎える信者は、三宅龍雄教会長からひとりひとり表彰を受け、暫し歓談した後、広前で記念撮影を行った。また、両祭典終了後、1Fホールで、この日の参拝者全員に、正月に神前に供えられた鏡餅で作られたぜんざいが振る舞われた。

 04年01月08日

教会長WCRP誌からインタビューを受ける

 1月8日(木)、(財)世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会の畠山友利事務次長が泉尾教会を訪れ、三宅龍雄教会長に対して、同団体の機関誌『WCRP』の特別インタビュー記事取材を行った。


畠山友利事務次長のインタビューを
受ける三宅龍雄教会長

 WCRP名誉会長でもあり、WCRP日本委員会の常務理事でもある三宅龍雄師は、先代教会長である故三宅歳雄師が、WCRPの創設者の一人でもあることから、1970年に京都で開催された第1回のWCRP世界大会の事務局で運営部長として中心的な役割を果たした。

 その後、三十数年間のWCRPの歴史において、泉尾教会は常に大きな貢献を果たしてきたことから、『WCRP』誌の特集シリーズにおいて、現在、WCRP日本委員会の理事長を務める白柳誠一カトリック枢機卿に続いて、取材されたものである。

   04年01月08日

四天王寺国際仏教大学学長が来訪

 1月7日(水)、四天王寺国際仏教大学の柳本行雄学長が、泉尾教会に三宅善信執行と面会するために来訪した。自ら医師であり、生活科学研究所所長を務める柳本師は、新年の挨拶と共に、原子力エネルギー政策について、本件に造詣の深い三宅善信師に意見を求めるために来訪したものである。

三宅善信執行と会談する柳本行雄学長
  04年01月07日


各会社の初出相次ぐ
  1月4日から9日にかけて、泉尾教会と縁の深い会社の新春初出が相次いで行われ、各社ともに今年の社内安全と業績向上を願っていた。

教会長のお取次を受ける
「(株)泉陽」の人たち
  04年01月04日


交通安全祈願祭

  1月4日(日)、泉尾教会では、年頭恒例の交通安全祈願祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられ、数多くのドライバーが参拝した。



広前での祈願祭に引き続き祈りの
塔で行われた 祈願清祓い神事

  会堂広前で仕えられた交通安全祈願祭に引き続き、祈りの塔拝礼殿前の広場では、この日、持ち込まれた120台以上の乗用車・バン・トラックなどが、丁寧に1台1台お祓いを受け、昨年1年間の神護感謝と今年1年間の安全を祈願した。



1台づつ丁寧にお祓いを受けるドライバーたち
  04年01月04日


成人感謝祭

 1月3日(土)、泉尾教会では、今年成人式を迎える20歳の青年たちの感謝祭(祭主:三宅修神戸灘教会長)が広前で仕えられ、新成人としての誓いを新たにした。


結界で教会長から「祈りの色紙」を
下賜される新成人たち

 また、参拝した新成人たちには順番に神前で玉串を奉奠し、結界で三宅龍雄教会長からひとりひとりに「祈りの色紙」が下賜された。

 04年01月03日


元旦祭と三が日の広前

  1月1日(祝)、新春を迎えた泉尾教会では、早朝5:50の教会長家族の年始参拝に続いて、9:30から広前で元旦祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられ、着飾った信奉者が参拝した。


海川山野の神饌物が豪華に供えられた
神前で仕えられた元旦祭

  鏡餅をはじめ、海川山野の神饌物が豪華に供えられた神殿ならびに霊殿は、元旦の参拝者を待つばかりであった。元旦祭では、今年一年間の健康と諸願成就を祈願された。


元旦祭では、三宅龍雄教会長の
年頭教話が行われた

  祭典中に、三宅龍雄教会長から年頭の教話が行われ、今年一年の指針が示された。祭典後には、参拝者が長い列を作り、ひとりひとりに別個の内容が書かれた「お書き下げ」を頂いた。



「お書き下げ」の順番を待つ参拝者の列

  なお、「お書き下げ」は、正月三が日の期間中に「お結界」まで参拝した人すべてに下げ渡された。

  04年01月01日

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