4月24日(土)、一燈園(京都市山科区)において開催された『一燈園生活百周年のつどい』に、三宅龍雄教会長夫妻が主賓の一人として招かれて出席した。
礼堂で仕えられた式典で
来賓席に並ぶ三宅龍雄教会長
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明治37年(1904年)、故西田天香師によって、財産の個人所有を禁じたユニークな生活共同体である「一燈園」(財団法人懺悔奉仕光泉林)が創設されて、この日で、満百周年を迎えたが、西田天香の提起した問題とその生活実践は、近代資本主義社会への道を驀進していた当時の日本で、多くの文化人に影響を与えた。
式典で挨拶される西田多戈止当番
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先代泉尾教会長の故三宅歳雄師も、若い頃、天香師から多大な影響を受け、天香師の孫に当たる現在の一燈園当番(代表)西田多戈止師と歳雄師の孫に当たる三宅光雄副教会長らをはじめ、西田家と三宅家とは世代を超えた交流を続けてきている。
この日は、まず、礼堂において百周年の法要が行われ、西田天香師の日記『天下香洞録』全十巻(序文は、中曽根康弘元総理)の刊行が霊前に報告された。また、一燈園付属の教育機関「燈影学園」の体育館臨時祝賀パーティ会場では、各界から数百名の指導者が集まり、この佳節を祝した。
燈影学園で開催された祝宴で
メインテーブルに並ぶ三宅龍雄教会長夫妻
他の諸師
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祝賀会では、三宅龍雄夫妻は、九条道弘平安神宮宮司、塚原亮應四天王寺管長、白柳誠一カトリック枢機卿、出口紅大本教主各師らと共に主賓のテーブルに招かれ、三宅善信執行は、海外から寄せられた祝電の披露役を依頼された。