5月29〜30日、英国から、世界信仰会議(WCF)会長のR・ボーキー博士と、IALRW(国際自由宗教婦人連盟)会長のJ・ボーキー師夫妻が泉尾教会を訪れ、多彩な交流行事を行った。
先代教会長三宅歳雄師の霊前に玉串を奉奠する
ボーキー博士夫妻
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ボーキー夫妻と泉尾教会との関係は、二十数年前に遡り、ボーキー博士夫妻が長年にわたって牧師を務めたカリフォルニア州バークレイのユニテリアン教会では、先代教会長故三宅歳雄師の時代から、これまで数回にわたって、泉尾教会とユニテリアン(正式な宗派名は「UUA=ユニテリアン・ユニバーサリスト・協会」)との合同礼拝が行われている。
特に、1987年夏にカリフォルニア州のスタンフォード大学を会場にIARF(国際自由宗教連盟)の世界大会が開催された際には、バークレイの教会で、当時のE・ピケットIARF会長(元UUA会長)や、W・シュルツUUA会長らと現教会長である三宅龍雄師や三宅光雄副教会長の他に、アフリカや東欧社会主義圏から宗教指導者を招いて合同で礼拝を行って注目を集めたこともある。
三宅龍雄教会長夫妻と記念撮影するボーキー博士夫妻
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数年前から、英国に移住したボーキー博士は、英国で最も歴史のある宗教対話団体であるWCFの会長に推され、また、令室もIARFと姉妹組織であるIALRWの会長に選出されるなど、夫婦揃って諸宗教間対話の活動を促進している。
泉尾教会を訪れたのは4回目となったボーキー博士夫妻は、まず、会堂広前に参拝し、先代教会長の霊前に玉串を捧げた。続いて、神徳館で三宅龍雄教会長と会談し、三宅善信執行を交えて、長時間をかけて宗教対話の方法論に至るまで議論を深め合い、この夜は、教会長の「家族」としてもてなされる人のみが宿泊できる神徳館の和風ゲストルームに宿泊した。前回、この部屋に宿泊したのは、数年前のシモン・エルメス氏(「エルメス」社の会長で、故三宅歳雄師の跡を受けて、WCRPの事務委員長に就いている)以来のことであり、1991年には、元米国大統領のジミー・カーター氏夫妻もこの部屋で三宅歳雄教会長一家と夕食を共にしている。
三宅龍雄教会長夫妻とテープカットをするボーキー博士
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翌30日には、ボーキー夫妻は、泉尾教会の早朝参拝(この日は「日曜の祈り」)に参拝し、会堂広前で各種の拝詞や聖歌、三宅龍雄教会長の教話などを聞いた後、結界で、三宅教会長から取次を受けた。また、この日の10:00から開催されていた「チャリティ・バザー」にも特別ゲストをして参加し、三宅教会長夫妻と共にテープカットを行った。