6月24日から28日にかけて、全米から約4,600名の会員を集めて、カリフォルニア州ロングビーチ市で開催されたUUA(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会)の年次総会に、三宅善信執行が招かれ、金光教に関するワークショップを行った。
紋付袴の正装でUUA総会参加者に
紹介される三宅善信師
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24日夜に、ロングビーチ市コンベンションセンター大ホールで開催されたUUA教団の年次総会には、全米各地から、約1,200ある同教団の教会の代表(牧師や信徒総代等)約4,600名が一同に会し、来賓を代表して庭野日鑛立正佼成会会長が祝辞を述べた。また、25日午前中に行われた全体集会では、海外からの来賓十数名のひとりとして、三宅善信師が、紋付き袴姿の和装で登壇して紹介された。
庭野日鑛立正佼成会長夫妻と
歓談する三宅師
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さらに、26日と27日の2回に分けて、それぞれ75分間づつの時間を取って開催された『金光教ワークショップ』の時間では、三宅善信師が装束を着けて、25分間に及ぶ、全文英語による模擬祭典を行った。その後、25分間の「近代日本社会における金光教の意味」についてのレクチャーと、さらに、会場に集まった大勢のUUA関係者との25分間に及ぶ丁々発止の神学的な質疑を、三宅師は、流暢な英語と大阪人特有の洒脱なユーモアに富んだ応答でこなし、聴衆から大いなる喝采を受けた。
装束を着けての模擬祭典の後、
レクチャーを行う三宅師
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また、今回の訪米に併せて、三宅善信師は、23日には、サンタバーバラ市にあるカリフォルニア州立大学サンタバーバラ校において、A・グラパール教授と、また、25日には、ロングビーチ市内のホテルにおいて、O・ホームズ師と対談を行った。