< 2004年度7月 >

夏のつどい・健児大会 開催

 泉尾教会では、7月31日(土)〜8月1日(日)の1泊2日の日程で、今年も「夏のつどい」が開催された。昭和初期から青少年教育に力を入れてきた泉尾教会では、毎年、夏休みの時期に、小学生から大学生までの青少年たちのプログラムを実施してきた。ゲームなどの楽しい行事や神習(広前で正座して瞑想する)などの精神修養、さらには現代社会の問題について討論するなど、日頃の学校教育では味わえない独自の人間教育を行っている。

 8月1日には、泉尾健児団創立77周年記念大会が開催され、広前での祭典と記念大会が行われた。健児大会では、泉尾教会が南アジア各国で展開している社会開発運動である「AYC(アジア青年センター:三宅光雄会長)創設20周年記念チェンナイ大会」に参加した大学生の出口貴之君が、その時の経験を元に感話を行った。

 04年07月31〜08月01日


三宅執行 WCRPイラク問題シンポに出席

 7月22日(木)、ウエスティン都ホテルにおいて、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会主催の「イラク問題シンポジウム」が開催され、百数十名の宗教指導者と数十名にもおよぶ報道関係者が詰めかけ、泉尾教会からは、三宅善信執行が出席した。


イラク各派の宗教指導者と意見を交換する
三宅善信執行

 春にイラクで人質になった日本人の解放に貢献したイラク・イスラム聖職者協会のクベイシ師をはじめ、イラクの宗教界各派を代表する6名の宗教指導者が一堂に会し、戦後復興をめざすイラク社会が直面する多くの問題について、日本の宗教指導者と共に話し合った。


森本公誠華厳宗管長・安田暎胤法相宗管長・
庭野日鑛立正佼成会会長らと
歓談する三宅執行
04年07月22日



教会長 WCRP世界大会準備委員会に出席

 7月21日(水)、立正佼成会京都普門館において、WCRP(世界宗教者平和会議)国際執行委員会とWCRP日本委員会常務理事会の合同会議が開催され、WCRPの国際名誉会長であり、日本委員会の常務理事でもある三宅龍雄泉尾教会が出席した。


世界大会準備委員会の様子

 前日の20日、WCRP国際執行委員会(議長:ヨルダン王国ハッサン殿下)が、開催が遅れていた第8回WCRP世界大会を2006年に、京都で開催することに決定したのを受けて、実際に京都で開催することになると、ホスト委員会を形成することになるWCRP日本委員会の最高意思決定機関である常務理事会のメンバーと国際執行委員のメンバーとが一堂に会し、第8回世界大会を実施するための体制づくりを行った。

 1970年に、京都の地でWCRPが産声を上げて以来、これまで、ルーベン(ベルギー)・プリンストン(米国)・ナイロビ(ケニア)・メルボルン(オーストラリア)・リバ・デ・ガルダ(イタリア)・アンマン(ヨルダン)と、世界大会を開催し、発展してきたWCRPが、その第8回目の世界大会が「発祥の地」京都で開催されることになったのである。


日本委員会常務理事とのワーキングランチで
発言する三宅龍雄教会長

 いうまでもなく、1970年のWCRPの発足に当たっては、泉尾教会の先代教会長故三宅歳雄師が中心的働きをなし、当初の国際副委員長から財務委員長、ナイロビ会議以後は国際委員長、リバ・デ・ガルダ会議以後は国際名誉会長を歴任し、現教会長の三宅龍雄師も、1970年の京都会議の際には、運営部長を務めたのを皮切りに、リバ・デ・ガルダ会議で国際委員長に、アンマン会議以後は国際名誉会長を務めるなど、WCRP34年間の歴史は、まさに泉尾教会の歴史そのものとも言えるくらい、関係の深いものである。

 したがって、今回結成された世界大会準備委員会(公用で欠席したハッサン殿下に代わって、副議長のL・シコウスキー主教が議長役を務める)でも、三宅龍雄師は、その第1回世界大会の実際を知る数少ない「生き証人」として、数々の意見を表明した。

04年07月21日



婦人大会で山田隆章融通念佛宗宗務総長が講演

 7月15日(木)、婦人会の創立76周年の「婦人大会」が開催され、台風7号が接近していたにも関わらず、約1,200名の婦人会員が、全国から参加した。
約千名の婦人会員が全国から参加した。大会では、融通念佛宗の山田隆章宗務総長が『真実に生きる』という講題で、熱の篭った記念講演を行った。


優秀会員する三宅壽賀子連合
婦人会長

 感謝祭(祭主三宅光雄副教会長)に引き続き、午後2時に開会宣言。竹田千鶴婦人会長の挨拶に続き、三宅壽賀子婦人会連合会長から、挨拶ならびに今年度優秀会員(大阪本部の竹田千鶴さん、愛知県服部支部の鈴木啓子さん)の表彰が行われた。参加者全員で『婦人会の歌』を斉唱し、和歌山県新堀支部の東継美さんと大阪の今井富喜子さんが「感話」を発表した。


熱弁を揮う山田隆章師

 続いて、記念講演に移り、山田隆章師は、日本社会の規範喪失の原因を、学校教育や家庭教育の間違いに求めるだけでなく、「真実という観点から、ものごとに対する価値判断を行うことが求められている」という趣旨の講演を行った。最後に、三宅龍雄教会長から「お祈りの言葉」を頂戴し、今年度の「決意表明」と万歳三唱で、創立76周年婦人大会が閉会した。


山田隆章師の講演に耳を傾ける婦人会員たち
04年07月15日


民主党前幹事長と参院会長が来訪

  7月4日(日)、民主党の中野寛成前幹事長(衆議院副議長に就任予定)と山本孝史参議院議員会長が泉尾教会に来訪し、三宅善信執行と会談した。


中野寛成前幹事長と山本孝史参議院議員会長と
会談する三宅善信執行

  参議院議員選挙を1週間後に控えたこの日、小泉政権の強引な手法に対して、国民の多くがネガティブな反応を示し、その結果、民主党の躍進が確実になったこの時点で、選挙後の体制について意見交換を行った模様である。

04年07月04日


東大寺と薬師寺を訪問

 7月3日(土)、三宅善信執行は、平成神道研究会の一員として、南都仏教の古刹、東大寺と薬師寺を相次いで訪問し、森本公誠華厳宗管長(東大寺別当)と安田暎胤法相宗管長(薬師寺貫主)とそれぞれ会談した。


森本公誠東大寺別当の講話を聞く三宅善信執行

  平成神道研究会では、年に数回の割で、日本各地の神社仏閣あるいは新宗教教団を訪問し、各宗教の伝統を学習すると共に、それぞれの指導者と意見交換を行っており、善信師はその有力なメンバーのひとりである。

04年07月03日

戻る