< 2004年度8月 >

「愛・地球博」出展実行委員会「コンセプト」を討議

  8月31日(火)、信修館研修室において、来年、愛知県で開催される「EXPO2005愛知万博(通称『愛・地球博』)」へのIARF/WCRP共同出展の実務について協議する「愛・地球博出展実行委員会」が8月10日に続いて開催された。


共通コンセプトについて実行委員に説明する
三宅善信執行

 博覧会協会から、NGOプログラムに対する指導員も参加した開催されたこの日の実行委員会では、来年5月1日から31日までの1カ月間にわたって開催される当出展プログラムの各行事担当者(各教団から派遣)間で「共通コンセプトを形成することが需要である」との見解で、万博に来場する一般観客に、いかに「宗教アレルギー」というものを意識させずに「霊性」について深く考えさせることができるかというワークショップを行った。

04年08月10日


先代教会長五年祭墓前報告祭仕えられる

  8月30日(月)、大勢の来賓と信者を迎えて泉尾教会で仕えられた「先代恩師親先生(先代教会長故三宅歳雄師の尊称)五年祭」の翌日、和歌山市堀止の三宅家奥城にて、台風16号の影響の強風下で五年祭報告墓前祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられ、前日の参拝者の記名帳が墓前に供えられた。



三宅龍雄教会長の挨拶を拝聴する参拝者たち
04年08月30日


先代教会長五年祭盛大に仕えられる

8月29日(日)、「先代恩師親先生(先代教会長故三宅歳雄師の尊称)五年祭」が仕えられ、先代恩師親先生を慕う泉尾教会の信奉者2,000名が参拝した。なお、泉尾教会でのご祭事に引き続き、各階からの来賓150を名を招いて、リーガロイヤルホテルで「三宅歳雄師を偲ぶ会」が開催された。なお、本件についての詳細は、『先代教会長五年祭特集』(へ飛べるように)をご一読いただきたい。


祭詞を奏上する祭主三宅光雄副教会長

  日本直撃が確実視された超巨大台風16号の接近が奇跡的に足踏みする中、「先代恩師親先生五年祭」の当日を迎えた。昼前には既に境内は、地方からの参拝者のバスで一杯になり、各界からのご来賓も続々と到着された。午後2時、会堂広前神前において、奏上祭が始まった。先代教会長が平成11年8月31日に帰幽して以来5年間のご神護を親神様・教祖様に御礼申し上げた。


各宗派教団を代表して大勢の来賓が参拝された

  続いて、先代教会長の大きな遺影が正面に掲げられた霊前において、「先代恩師親先生五年祭」が仕えられた。祭員着席、捲簾行事の後、『先代恩師親先生報徳拝詞』が唱えられ、参拝者一同、先代教会長の大御徳を偲び、師願継承の誓いを新たにした。祭主三宅光雄副教会長による祭詞が奏上、玉串奉奠に引き続き、三宅龍雄教会長が霊前に参進して玉串をご奉奠、挨拶を行った。

リーガロイヤルホテルで行われた
「三宅歳雄大人を偲ぶ会」の様子

  さらに、家族親族の玉串奉奠に続いて、日本宗教連盟理事長の庭野日鑛立正佼成会会長夫妻をはじめ、宗教界・政界などからのご来賓150名が次々と玉串を奉奠された。参拝者代表信徒総代玉串奉奠、祖先賛詞を奉唱し祭員が退下し、五年祭は恙(つつが)なく終了した。引き続き、この日参拝した信奉者全員による玉串奉奠が行われ、1時間にわたる長い玉串の列が続いた。


「三宅歳雄大人を偲ぶ会」で挨拶をされる
庭野日鑛立正佼成会会長

  この後、午後四時半から、会場をリーガロイヤルホテル「光琳の間」に遷し、『三宅歳雄大人を偲ぶ会』が開催された。最初に、三宅龍雄教会長が挨拶を行い、続いて、ご来賓を代表して、庭野日鑛立正佼成会会長、白柳誠一カトリック枢機卿、塚原亮應和宗総本山四天王寺管長らが「偲ぶ言葉」を述べられ、廣瀬靜水大本総長の発声により献杯。開宴となり、参加者それぞれが先代教会長の想い出を語り合った。さらに、元法務大臣の左藤恵大谷学園理事長、西田多戈止一燈園当番ら先代教会長と親子孫にわたってご交誼を頂いていた諸師が故人との想い出を語り、閉会に当たっては、三宅光雄副教会長が謝辞でお開きとなった。

04年08月29日


会堂内に第二のエレベーターを設置

  8月28日(土)、先代教会長五年祭を翌日に控えたこの日、会堂裏側のエレベーター工事が終了し、竣工清祓祭が仕えられた。


竣工清祓祭の様子

  泉尾教会では、従前から身体の不自由な参拝者の便宜のために、会堂広前側にはエレベーターが設置されていたが、このたび、五年祭に参列するご来賓や教会職員のために、会堂裏側にもエレベーターが設置された。五年祭迎えの各種改修工事の最終段階として、前日の深夜までかかってエレベーター設置工事が完了したもの。

04年08月28日


スカウト金光教章講習会 泉尾教会で開催

  8月21・22両日、第16回金光教章取得講習会が泉尾教会で開催された。「金光教章」とは、ボーイスカウト・ガールスカウトが授与している野営や救急などの資格の内、仏教やキリスト教などと共に宗教に関する資格として知られ、例年、泉尾教会を会場に開催されている。


会堂前で三宅光雄副教会長と
記念撮影するスカウト

今年も、西日本各地から1泊2日の日程で、金光教の歴史や教義、社会活動などについての講話を各教会から派遣された数名の講師の先生方から聞き、活動を紹介したビデオなどを鑑賞。相互の討論などを行った。

08年08月21〜22日


宮本丈靖妙智會会長の名代として

  8月17日(火)、妙智會教団の宮本けいし理事長が泉尾教会に参拝し、三宅龍雄教会長を表敬した。今回の来訪の目的は、月末29日に予定されている泉尾教会の先代教会長故三宅歳雄大人五年祭に、同教団の宮本丈靖会長が参列できないため、わざわざ長男である宮本けいし師を名代に立てて、予め参拝されたものである。


お供えの進物を三宅龍雄教会長に
手渡す宮本けいし師

  宮本けいし師は、会堂広前に参拝し、先代教会長の神霊が祀られた霊殿に玉串を備えた後、神徳館貴賓室で三宅龍雄教会長と先代教会長を偲んで話し合いの時間を持った。

04年08月17日


平成16年度 人類共栄会総会 開催

  8月15日(日)、平成16年度の人類共栄会の総会が、泉尾教会の会堂広前で開催された。

  開会宣言後、理事の樋口徳光氏が議長に指名され、議事進行を計った。また、昨年度の収支・活動報告と今年度の予算・活動方針案について事務局国際部長の香西俊雄氏から報告がなされ、原案通り承認された。


議事進行中の総会

  最後に、人類共栄会会長である三宅龍雄教会長が挨拶を行い、今年度の総会は無事、終了した。

04年08月15日


世界平和祈願祭と慰霊祭斎行

  8月15日(日)午前11時から、泉尾教会の会堂広前神前において、世界平和祈願祭(祭主:三宅光雄副教会長)が、また、霊前において戦没者ならびに新規物故者慰霊祭が仕えられた。



世界平和への願いを込めて折り
鶴を奉奠する参拝者の列

  世界平和祈願祭においては、故三宅歳雄先代教会長が長年推進してきた宗教対話・協力による世界平和の実現に向けて、教会を挙げて取り組むことを誓い、男女青年会員の代表をはじめ参拝者全員が平和の誓いの折り鶴を神前に供えた。



全世界の戦争犠牲者の冥福を祈って
黙祷が捧げられた

  戦没者ならびに新規物故者慰霊祭では、太平洋戦争の戦没者の遺族およびこの一年間に帰幽(死去)した信者の遺族遺族の代表らが、玉串を奉奠し、御霊の平安を祈念した。泉尾教会では、毎年お盆期間中(8月13〜16日)、霊前を荘厳し、参拝者(泉尾教会に先祖の御霊を合祀している人)がいつでも玉串を奉奠できるようになっている。祭典終了後、正午の時報に合わせて、参拝者全員で1分間の黙祷を捧げ、全世界の戦争犠牲者の冥福を祈った。

  04年08月15日

「愛・地球博」出展実行委員会 泉尾教会で開催

  8月10日(火)、信修館研修室において、来年、愛知県で開催される「EXPO2005愛知万博(通称『愛・地球博』)」へのIARF/WCRP共同出展の実務について協議する「愛・地球博出展実行委員会」が開催された。

  既報のとおり、来年3月から9月にかけて半年間開催される国際博覧会において、その『地球大交流』のテーマで運営される「地球市民村」の企画で、IARF(国際自由宗教連盟)日本連絡協議会とWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会が共同して結成されたユニットが、わが国を代表する30のNGOのひとつとして万博協会から公認されることになったが、そのための出展実行委員会が泉尾教会で開催されたもの。


  この日の会議では、同出展委員長の西田多戈止一燈園当番が挨拶を行い、同副委員長の三宅光雄副教会長の指導の下、次々と具体的な問題について審議された。なお、同ユニットの企画が、万博の施設を借り切ってプログラムを行うのは、明2005年5月1日から31日までの1カ月間である。

04年08月10日

水子・事故死者慰霊祭

  8月8日(日)、霊殿において、水子ならびに火難・水難・交通事故死者慰霊祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられた。泉尾教会では「お盆」を前に、毎年この時期に、慰霊祭が仕えられる。



祭詞を奏上する三宅光雄祭主

04年08月08日


IARF日米宗教青年交流プログラム開始

 IARF (国際自由宗教連盟:本部、英国オックスフォード)では、8月5日から20日の2週間、IARFに加盟する教団から選出された日米の宗教青年たちが行動を共にすることによって、相互理解の推進を図るプログラムを実施した。今回のプログラムの「目玉」は、原爆が投下された広島と、同時多発テロの爆心地となったニューヨークのグランドゼロの両方を訪れることであった。


三宅龍雄教会長・三宅光雄副教会長と共に、
広前で記念写真

 5日(金)夕方に成田空港に到着した米国側の宗教青年(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会=UUAならびにユダヤ教徒から構成)10名は、その足で新幹線を利用して広島まで移動。広島で集合していた日本側参加者(立正佼成会・一燈園・金光教泉尾教会・日本自由宗教連盟・椿大神社から構成)と合流し、翌朝6日の「広島平和祈念式典」に参列した。その後、原爆資料館他の施設を見学して、原爆の恐ろしさを学習した。


泉尾教会の境内で行われた
ガーデンバーベキューに興じる参加者たち

 6日(土)の夕方、大阪の泉尾教会入りした日米宗教青年交流プログラムの参加者たちは、ガーデンバーベキューパーティによる歓迎を受け、翌7日の早朝からの泉尾教会の信仰生活(教会長の「お出まし」お迎え、早朝参拝、境内清掃等)を体験し、三宅善信執行から、『金光教における信心の意味』について、英語と日本語でレクチャーを受け、質疑応答を行った。


三宅善信執行から金光教の信心について
レクチャーを受ける日米の参加者たち

 8日は京都での寺社の見学。9日は一燈園(京都市)での精神修養生活、10日は椿大神社(三重県鈴鹿市)での禊ぎの修法を中心とした古神道を体験。11・12両日は、東京の立正佼成会本部を訪れた後、成田空港から、一路ニューヨークへ向けて移動した。この頃には、日米両国の参加者たちもすっかり打ち解けて、一体感を味わった。


三宅龍雄教会長の「お出まし」を合掌して
お迎えする日米の青年たち

 12日夕方にニューヨーク入りした一行は、13日には、2001年9月11日の米国中枢同時多発テロ事件で阿鼻叫喚地獄をなった世界貿易センター跡の「グランドゼロ」を訪問。異なった宗教や文明間の相互理解の欠如がもたらすものについて思いを致した。

 14日には、米国最大のモスクを訪問し、イスラム教について学習。15・16両日は、ボストンにあるユニテリアン・ユニバーサリスト協会の教団本部を訪れ、W・シンクフォード会長とも会見した後、日本側からの参加者たちは帰国の途につき、20日夕方、無事、成田に帰国して解散した。

 04年08月06〜07日

戻る