< 2005年度2月 >

生命科学者を講師に迎え男子壮年信徒大会開催

  2月27日(日)、男子壮年信徒大会が開催され、約350名の求道会員が参集した。大会に先立ち、会堂広前では感謝祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられた後、今年度の男子壮年信徒大会の開会が宣言された。


記念講演中の広前の様子

  廣瀬彰求道会長の挨拶に続き、地方と大阪の会員を代表して、吉村友司氏と内野保雄氏が、老母の介護に喜びを見出していることや、経済事情の厳しい中、自らの経営している会社での出来事を例に挙げて、いかに信仰によって守られ、おかげを頂いているかという熱の籠もった感話を行った。

その後、『私の健康法』の講題で、元大阪大学蛋白質研究所長の泉美治氏が記念講演を行った。戦後すぐの時点から研究生活に入られた泉氏は、生命操作が行われるまでに至った最先端のバイオテクノロジーの基礎になった蛋白質(アミノ酸)の人工合成に初めて道を開かれた研究者として知られるだけでなく、科学者としての立場から、深遠な仏教哲学の研究を進めて、「人間がより幸せに生きるためには、方法論の異なる宗教と科学の調和が必要である」と、長年、宗教者とも積極的に対話を進めてこられた泰斗である。


飄々としたリズムで聴衆を惹きつける
泉美治先生

  最後に、入院治療中の三宅龍雄教会長に代わって三宅光雄副教会長から「お祈りの言葉」があり、今年度のスローガンを採択し、記念撮影を行い、無事、男子壮年信徒大会は閉会した。なお、引き続き、会場を会堂1 階のホールに移して懇親会が開催された。

 05年02月27日




泉尾教会 今年度のJLC当番教団に

  2月25日(金)、今年度のIARF(国際自由宗教連盟:本部オックスフォード)の日本連絡協議会(通称:JLC)は、泉尾教会が事務局当番教団となっている(註:IARFに加盟する教団の内、立正佼成会・椿大神社・金光教泉尾教会・一燈園・日本チャプターの5教団で1年ごとに輪番で事務局を務めることになっている)が、その今年度最初の第135回JLC会議が、この日、泉尾教会で開催された。

  最初に、当番教団を代表して、三宅光雄副教会長が歓迎の挨拶を行った後、先頃、新たに事務総長に就任したばかりのダリル・バリア博士と、IARFの最有力加盟教団であるUUA(本部:米国ボストン)のオリビア・ホームズ国際局長をゲストに迎えて、2004年度年度JLC決算報告を前年度当番教団の椿大神社から受け、併せて、昨年夏に実施された「日米青年プログラム」の決算報告も承認された。


第135回JLC会議の様子

  次いで、来年、台湾で開催される第32回IARF世界大会を迎えるためのJLCとしての方針の決定とホスト教団である佛光山とのさらなる関係構築について話し合われた。さらには、5月1日から1カ月間にわたって、JLCが中心となって運営される「愛・地球博」出展事業の『こころの再生・いのり館』について、進捗状況の報告がなされた。

  なお、今回のJLC会議の日本側の出席者は、立正佼成会から山野井克典理事長・松原通雄外務部長他、椿大神社から山本行恭宮司・猪熊俊吉国際部長他、一燈園から西田多戈止当番・相大二郎校長、日本チャプターから三輪隆裕事務局長、IALRW(国際自由宗教婦人連盟)から横田佳代子会長他、玉光神社から本山一博権宮司、泉尾教会から三宅光雄副教会長・三宅善信執行他が参加した。



新事務総長歓迎晩餐会で挨拶を行う
西田多戈止一燈園当番

  JLC会議終了後、リーガロイヤルホテルにおいて、わずか3週間前に就任したばかりのダリル・バリア新事務総長の歓迎晩餐会が開催され、JLC加盟教団関係者と意思疎通が行われ、大いに相互理解が進展した。

 05年02月25日



バリアIARF新事務総長らが来訪
  2月25日(金)、本年2月に就任したばかりのIARF(本部:英国オックスフォード)のダリル・バリア新事務総長が、UUA(本部:米国ボストン)のオリビア・ホームズ国際局長と共に、初めて泉尾教会を表敬訪問し、三宅光雄副教会長ならびに三宅善信執行と懇談した後、広前に参拝した。


三宅光雄副教会長と懇談する
バリア事務総長とホームズ国際局長

  全世界からの公募によって選出された南アフリカ出身でインド系のバリア事務総長にとっては、これまでIARFについて何も特別な知識がなかったが、百年以上の歴史を有するIARFの運動を理解するためには、日本におけるIARFの活動実態を知らなければ意味がないということをホームズ師から助言され、就任早々、バリア博士自身初めての体験となる訪日によって、IARF加盟の各教団で意見交換を行った。この日も、三宅光雄副教会長と世界情勢の理解について、意見交換を行った。

 05年02月25日




大阪府下の各本山を表敬

  2月18日(金)、三宅善信執行は「愛・地球博」へのIARF/WCRP共同出展事業を成功させるために、2月7日の京都・滋賀方面、10日の奈良・吉野方面、17日の高野山に続いて、同実行委員会の三輪隆裕事務局長(日吉神社宮司)と共に、この日は、大阪府下の4本山を連続して訪問した。


  この日は、「日本仏法最初」の官寺として知られる四天王寺を皮切りに、大阪府仏教会、念法眞教、真言宗犬鳴派を相次いで訪れ、5月1日から31日まで1カ月間にわたって開催される「愛・地球博」出展委員会が企画運営する『こころの再生・いのり館』事業への協力を依頼した。


塚原亮應四天王寺管長と会談する三宅善信執行

和宗総本山四天王寺の塚原亮應管長および加藤公俊財務部長との会談では、5月1日のオープニングセレモニーの具体的なスケジュールの調整をしたのをはじめ、大阪府仏教会の増田貞圓理事長からは、かつて、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」の際に、仏教会等が協力して、シンボルタワーの「いのちの塔」を建設した苦労談等を拝聴した。

さらに、前ネパール大使を講師に迎えて市内のホテルで開催された関西国連協会の会合に参加した後、鶴見区の念法眞教教団本部を訪問し、前教務総長の長谷川霊信長老と面会。また、泉州まで足を伸ばして、真言宗犬鳴派の東條仁哲管長とも面会して、万博への協力を訴えた。

05年02月18日




高野山真言宗と高野山大学を表敬

 2月17日(木)、三宅善信執行は、愛知県で開催される万国博覧会EXPO2005「愛・地球博」へのIARF/WCRP共同出展事業を成功させるために、2月7日の京都・滋賀方面、10日の奈良・吉野方面に続いて、同実行委員会の三輪隆裕事務局長(日吉神社宮司)と共に、和歌山県高野町の高野山真言宗を訪問した。

善信師は、土生川正道宗務総長の代理として応対に出た倉岡弘教教学部次長と、万博への出展趣旨を伝え、高野山真言宗としての理解を得た。また、宗教倫理学会等で知己を得ている高野山大学の生井智紹学長を表敬した。

05年02月17日




立正佼成会の大阪教会長が挨拶に

  2月14日(月)、立正佼成会の庭野日鑛会長の名代として、園浩一大阪教会長(近畿教区長兼任)が泉尾教会に来訪し、長期入院加療中の三宅龍雄教会長への庭野会長からのお見舞いを伝えた。泉尾教会を初めて訪問した園師は、三宅光雄副教会長から、長年にわたる泉尾教会と立正佼成会の交流の歴史を学び、一層の宗教協力を進めたいと表した。


園浩一大阪教会長から見舞いの花束を受ける
三宅光雄副教会長

05年02月14日



「三宅家宅祭」仕えられる

  2月13日(日)、教会長宿舎のある神徳館奥座敷神前の間において、先代教会長在世中と同じように、三宅家宅祭(祭主:三宅善信執行)が仕えられ、三宅家の家族親族をはじめ出社中心者や大阪の役員らが参拝し、教会長に代わって三宅光雄副教会長が教話を行った。


三宅家神前の間にて祭詞を奏上する
祭主三宅善信執行

  本来であれば、三宅光雄副教会長が祭主を勤めるところであるが、今年はあいにく、願い主(施主)である三宅龍雄教会長(教会内での尊称は「親先生」)が長期入院中のため、龍雄師の長男である光雄師が願い主を務め、次男の善信師が祭主を勤めた。また、この日の「三宅家宅祭」には、三男の三宅修師(神戸灘教会長)の他、光雄の長女・次女と善信師の長男も祭員を勤め、三宅教会長の家族を挙げての奉仕となった。


リーガロイヤルホテルで開催された祝宴

同日の夕方には、リーガロイヤルホテルにおいて『親先生喜寿御生誕』祝宴が催され、信徒の代表によるお祝いスピーチや信徒総代の発声による乾杯が行われ、楽しいひとときを過ごすと共に、三宅龍雄教会長の一日も早い快癒を祈った。

 05年02月13日



奈良・吉野方面の各本山を表敬

  2月10日(木)、三宅善信執行は、愛知県で開催される万国博覧会EXPO2005「愛・地球博」へのIARF/WCRP共同出展事業を成功させるために、2月7日の京都・滋賀方面に続いて、同実行委員会の三輪隆裕事務局長(日吉神社宮司)と共に、この日、奈良・吉野方面の4つの本山を連続して訪問した。


世界文化遺産の法隆寺に立つ
三宅善信執行

  この日は、世界最古の木造建築として知られる斑鳩の聖徳宗大本山法隆寺を皮切りに、華厳宗大本山東大寺、天理教教会本部、金峯山修験本宗総本山金峯山寺を相次いで訪れ、森本公誠華厳宗管長・古屋正覚聖徳宗宗務長・田中利典礼金峯山修験本宗宗務総長他各宗派・教団の責任者と面会して、5月1日から31日まで1カ月間にわたって開催される「愛・地球博」出展委員会が企画運営する『こころの再生・いのり館』事業への協力を依頼した。

05年02月10日



京都・滋賀方面の各本山を表敬

  2月7日(月)、三宅善信執行は、愛知県で開催される万国博覧会EXPO2005「愛・地球博」へのIARF/WCRP共同出展事業を成功させるために、同実行委員会の三輪隆裕事務局長(日吉神社宮司)と共に、この日、京都・滋賀方面の7つの本山を連続して訪問した。

  北法相宗大本山清水寺を皮切りに、浄土宗総本山知恩院、本山修験本宗聖護院、八坂神社、比叡山延暦寺、天台宗、天台真盛宗総本山西教寺を相次いで訪れ、水谷幸正浄土宗宗務総長・宮城泰年本山修験本宗宗務総長らをはじめ、各宗派の責任者と面会して、5月1日から31日まで1カ月間にわたって開催される「愛・地球博」出展委員会が企画運営する『こころの再生・いのり館』事業への協力を依頼した。

05年02月07日



盛大に三宅龍雄教会長の喜寿生誕祭

  2月6日(日)、三宅龍雄教会長の満七十七歳の誕生を祝う「親先生喜寿生誕祭」が、庭野日鑛立正佼成会会長や宮本丈靖妙智會教団会長らからのお祝いの花が飾られた泉尾教会の神前で盛大に仕えられた。


神前で仕えられた「親先生喜寿生誕祭」の様子

  最初に神前にて、三宅光雄副教会長祭主の下、祭事が仕えられ、祭主の祭詞奏上・玉串奉奠(ほうてん=神前に供えること)に続いて、体調を崩して12月19日から長期入院中であった三宅龍雄教会長が、玉串を奉奠するために、約五十日ぶりに車椅子で神前に登壇すると、久しぶりにその姿を見た参拝者からは思わず柏手(かしわで)が打たれ、伏し拝んだ。


信徒総代のお祝いの言葉を受ける
三宅龍雄教会長

  祭事に続いて、神前で「よろこびの集い」が開催された。信徒総代の川島晴見氏の開会の辞に続いて、求道会長の廣瀬彰氏(信徒総代・責任役員)からの「お祝いの言葉言上」と信徒会長の樋口徳光氏(信徒総代・責任役員)からの「お祝いの品献上」が行われた後、この日参拝した出社(でやしろ=地方支部)各会の代表25名からの「感謝の花束贈呈」を三宅龍雄教会長自ら受けた。


孫娘たちから花束を受ける
三宅教会長と巨大バースデイケーキ

  さらには、三宅龍雄教会長の振り袖姿の三人の孫娘(三宅薫・泉・綾香各嬢)から、花束を受け、龍雄師は笑み満開。三宅壽賀子夫人とともに、縦横1mx50cmの巨大バースデイケーキの蝋燭の炎を消して、三宅龍雄教会長からの短いお言葉を頂いて、大勢の信者に見送られて、三宅龍雄教会長は退席した。


お祝いの歌を熱唱する亀渕友香と
The Voice of Japanの面々

  ここから、「よろこびの集い」は第二部に移り、この日のために東京から馳せ参じた日本ゴスペル界の第一人者である亀渕友香とThe Voice of Japanの面々による祝賀のコーラスショーが行われ、泉尾教会の聖歌をはじめ、英語と日本語によるお馴染みのゴスペルナンバー数曲を30分以上熱唱して、会場は大いに盛り上がった。


鏡割りをする三宅家一統の皆さん

  最後に、三宅光雄副教会長から教会長に代わって「お礼の言葉」が述べられ、壽賀子教会長夫人・光雄副教会長(龍雄師の長男)・善信春日丘教会長(同次男)・修神戸灘教会長(同三男)による「鏡割り」が行われ、信徒総代の田上知氏の発声による万歳三唱が行われ、三宅善信師の閉会の辞で、この日のよろこびのつどいは終了した。なお、鏡割りされた清酒と切り分けられたバースデイケーキは、参拝者に振る舞われた。



祝賀ムードで盛り上がった広前の参拝者

05年02月06日




立正佼成会会長の名代が

  2月5日(土)、立正佼成会の庭野日鑛会長の名代として神谷昌道外務部次長が泉尾教会に来訪し、三宅龍雄教会長の喜寿への庭野会長からの祝意を伝えた。


神谷昌道次長から祝意を
受ける三宅光雄教会長

05年02月05日



白光真宏会西園寺会長が来訪

  2月4日(金)、白光真宏会の西園寺昌美会長をはじめ、三人の副会長と理事長の教団幹部が、初めて泉尾教会を表敬訪問し、三宅光雄副教会長ならびに三宅善信執行と懇談した後、広前に参拝した。


三宅光雄副教会長と懇談する
西園寺昌美会長

05年02月04日



節分感謝祭

  2月3日(木)午前10時、会堂広前にて、節分感謝祭(祭主:三宅光雄副教会長)が仕えられ、祭典と副教会長の教話終了後、参拝者全員に、開運招福の「いのりまめ」が下賜された。


祭典終了後、「いのりまめ」の
お下がりを受ける参拝者

05年 2月 3日



節分寒波で雪景色の境内

  2月1日(火)、節分を前に寒波が日本列島を襲い、滅多に雪の降らない大阪でも、泉尾教会の6,000坪の境内がうっすらと雪化粧した。


うっすらと雪化粧した
泉尾教会の境内

05年02月01日


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