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お待ちしております。
300万人もの貴い犠牲を払った大東亜戦争が、「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、以て万世の為に太平を開かんと欲す」という昭和天皇のご聖断によって終結されて以来、わが国では70年間の長きにわたって、ひとりの戦死者も出すことなく、平和と繁栄を享受してきました。
しかし、第二次世界大戦の反省の上に、戦勝国によって世界の恒久平和樹立を願って設立されたはずの国連も、その使命を全うすることなく、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、中越戦争、湾岸戦争、対テロ戦争、イラク戦争…と、数年毎に大きな国家間戦争が勃発し、カンボジア内戦、レバノン内戦、アフガン内戦、ユーゴスラビア内戦、ソマリア内戦、シリア内戦、ウクライナ内戦等々の「内戦」まで含めれば、この70年間、世界中で戦争による犠牲者の出なかった年は一度もなかったと言っても過言ではありません。
このような悲惨な現状を見るとき、昭和天皇の『終戦の詔書』に記された「新たに残虐なる爆弾
(核兵器)を使用して、しきりに無辜を殺傷し、惨害の及ぶ所、真に測るべからざるに至る。しかもなお交戦を継続せむか、ついに我が民族の滅亡を招来するのみならず、ひいて人類の文明をも破却すべし」という言葉が意味するところの重みを、全人類が自覚せねばなりません。その後も、次々と新しい大量破壊兵器が開発され続け、ますますわれわれが制御しきれない巨大システムへと変貌しつつあるからです。
終戦70年という節目にあたり、われわれはもう一度、平和について問い直し、真の繁栄とは何かについて考え直さなければなりません。私たち人類共栄会が目指しているのは、会員すべてが「地球規模で考え、自分の足元から行動する」生活のあり方です。今後とも、皆様のいっそうのご支援、ご協力をお願いしたいと思います。
4月25日に発生し、8,000名を超す犠牲者を出したM7.8の大地震に対して、人類共栄会では即日、カトマンズにあるAYC(アジア青年センター)ネパール支部に連絡を取ると共に、義援金の募金活動を始めた。
5月1日には、在大阪ネパール名誉領事館を訪れ、その日までに集めた義援金215,473円を手渡したのを皮切りに、5月21日は、AYCネパール支部に2,500ドルを送金。6月21日に泉尾教会で開催されたAYC30周年記念大会の会場で集めた募金103,494円をネパール代表のレヌー・トゥラダール女史に手渡したのをはじめ、WCRP日本委員会を通じて30万円、金光教大阪センターを通じて68,159円を支援するなど、合計100万円以上の義援金を拠出した。
6月21日、AYC(世界連邦アジア青年センター:本部チェンナイ、三宅光雄会長)の創設30周年記念大会が約300人が参加して泉尾教会会堂で開催され、インド・バングラデシュ・ネパール・スリランカ・タイ・パキスタン・カナダ各国および日本からの代表らが一堂に会した。中山泰秀外務副大臣が『アジアの青年に期待する』と題して、英語で基調講演を行った。
南アジア各地に数万人の有償会員を有する国際社会奉仕活動団体であるAYCは、国連経済社会理事会に総合諮問資格を有するWFM(世界連邦運動)傘下の最大の国際NGOであり、自然災害救援、識字教育、就業支援、貧困解消など、各国の実情に即した活動を現地の有力者と共に率先垂範して行っている。
記念大会は、過去30年間の活動を数分間にまとめた映像が上映された後、サンジーブ・クマール事務局長の司会によって進行され、三宅光雄会長の挨拶と各国チャプターからの活動報告がなされた。また、『アジアの青年に期待する』と題して、「現下の国際社会が抱えるテロ・過激主義・環境破壊・自然災害などの問題を克服するためには、資源の公正な分配だけでなく、お互いに意見を交換しあって、理念を分かち合わねばならない」と中山外務副大臣が英語で基調講演を行ない、各国代表一人ひとりと言葉を交わしてくださった。
さらに、三宅光雄会長から、AYCの歴代事務局長としてこの運動に長年多大の功績があった香西俊雄、ジェームス・アルプサラジ、スクマール・デイビッドの三氏に、感謝状が授与され、「名誉事務局長」の称号が贈られた。
記念大会終了後、会場を1階ホールに移してレセプションが催され、歌や踊りや餅つき大会といった文化交流が行われ、海外からの参加者たちは、人類共栄会会員からの温かい歓迎に感謝すると共に、日頃、人類共栄会が海外でどのような活動を行っているかどうかという点についてイメージしにくい一般会員の皆さんに、本会活動の一端に触れていただくきっかけとなった。
また、2カ月前に大地震に見舞われたネパール支部代表のレヌー・トゥラダール女史にこの日、この会場で集められた義援金103,494円が手渡された。この義援金は、5月21日に銀行送金された第1弾(2,500ドル)に続く第2弾である。
5月19日に、東京青山の国連大学で開催されたWCRP日本委員会主催の『復興に向けた宗教者円卓会議in東京』に、同委員会の評議員でもある本会の三宅光雄会長が出席した。東日本大震災の被災地に対する政府の予算上の震災復興特別措置の期限ぎれまであと1年を切ったにもかかわらず、遅々として進まない復興状況の下において、公益財団法人として多くの復興事業を推進しているWCRP日本委員会と政府機関や他のNPOとの協力体制等についても話し合われた。
5月6日、新緑の眩しい泉尾教会の境内および会堂ホールを会場に、人類共栄会主催の第35回チャリティバザーが開催され、近隣住民など多くの来場者があった。『世界中の子供たちの笑顔のために』と銘打って毎年この時期に開催されるこのバザーによって、これまで、南アジアの各国で展開してきた孤児院や学校等が運営されてきた。
バザー会場は、友愛セール、餅つき・ちゃんこ鍋・焼きそば等の各種模擬店、エアバルーン等のゲームコーナーが盛況で、商品は3時間ほどでほとんど売り切れた。なお、この日の売り上げ1,553,918円は全額、人類共栄会を通じて救援事業に充てられた。
AYC創設時以来のメンバーとして、これまで数度、大阪に来させていただいたことがありますが、今は亡き三宅歳雄先生以来一貫して、人類共栄会の皆様方がAYCにお示しいただいたご芳情の数々は、決して忘れることはできません。この素晴らしい運動を若い世代にも継承させていくのがわれわれの使命だと思います。
AYCの一番若い事務局長として、三宅会長先生のご指導の下、南アジア各地で諸活動を展開してまいりましたが、今回、日本におけるその支援者の皆様と直接顔を合わせてこの運動について報告することができたのは、望外の喜びです。今後とも、倍旧のご支援を賜りたいと存じます。
南アジアで始まったこのAYCの活動も、今ではカナダにまで拡がりました。途上国と先進国とでは、同じ問題についても、アプローチの方向が正反対のことが多いですが、中山泰秀外務副大臣が仰ったように、われわれは「希望」をシェアしてゆかねばならないと思います。
近年、「経済発展が著しい」と言われている南アジア地域においても、バングラデシュは、狭い国土に大きな人口を抱える「遅れた」地域です。これを機会に、他のAYC加盟メンバーと情報交換してゆきたいと思います。また、ちょうど「ラマダン」の期間中であったわれわれイスラム教徒に対する特別のご配慮に感謝いたします。
このたびの大地震に対して、三宅光雄会長先生をはじめ、人類共栄会の皆様方から頂戴した物心両面のご芳情に心から感謝申し上げます。ここ数年来、ネパールは、王制から共和制への移行に伴う社会変革によって、多くの困難を抱えている時に、今回の大地震の直撃を受けました。しかし、この大地震をきっかけに新しく頂いたご縁を大切にして、震災復興のみならず、今後のネパール社会そのものの復興を図ってゆきたいと思いますので、一層のご支援を賜れますようお願い申し上げます。
6月20日、AYC創設30周年記念大会を翌日に控えて、AYCの定例執行理事会が人類共栄会会議室で開催された。
執行理事会は、毎年開催されるAYCの意思決定機関であり、各支部毎に、過去1年間の活動の報告がパワーポイントを用いてなされ、執行理事相互間での評価査定や改善点についての意見交換等が行われ、今年度の活動方針が三宅光雄会長から示された。
また、これまでAYC日本支部選出の執行理事を務めてきた吉村裕之さんがこの日をもって退任し、代わって高橋真理子さんが執行理事に就任する旨の動議が提出され、全会一致で交替が承認された。
4月13日、三宅光雄会長は、宮崎県にある体験型テーマパーク「サンメッセ日南」の開設20周年記念式典に出席し、宗教関係の来賓を代表して祝辞を述べた。
日本唯一の「公式モアイ像」で知られるこのテーマパークには、その中心に、世界の諸宗教の指導者から寄せられたメッセージが刻まれた「地球感謝の鐘」が設置されているが、そのメッセージの第1号が、人類共栄会の創設者である故三宅歳雄師のものである関係で、河野俊嗣宮崎県知事らと共に三宅光雄会長が式典に招待された。
4月14・15の両日、オランダの地方都市スコーンホーフェンにおいて、IARF(国際自由宗教連盟)の2015年度国際評議員会が、昨年夏に英国で開催された第34回世界大会時に新たに選任された国際評議員11名が参加して開催され、IARF副会長に就任した本会の三宅光雄会長の代理で、三宅善信理事が出席した。
今回の会合は、昨年、会長に選出されたウィツケ・ダイクストラ女史の下での最初の評議員会であり、昨年夏に開催された第34回世界大会の決算報告と、これまで8年間にわたって国際事務局業務を引き受けてきた泉尾教会から、新しい国際事務局体制への業務の引き継ぎ、さらには、新たに設置された委員会の人事やインド・中東・アフリカ等で実施されているIARFのプログラムの報告と評価、さらには、新プログラムを通じての組織拡大等について話し合われた。三宅善信氏は、引き続き、専門的な知識を必要とする財務委員の職を担うことになった。
6月4日、人類共栄会会議室において、世界連邦近畿協議会の平成27年度総会が開催され二十数名が出席した。最初に、近畿協議会の会長を務める本会の三宅光雄会長が挨拶を行い、引き続いて、昨年度の活動報告・決算ならびに本年度の活動方針・予算が審議され、活発な議論の後、原案通り承認された。
特に、本年秋に京都府の綾部市において世界連邦運動協会の全国大会が開催されることから、大会責任者の鹿子木旦夫氏から詳細について説明があり、「近畿地区としては全国大会の地元開催ということで一人でも多くの参加を」と招請があったた。また、東京の世界連邦運動協会本部から阿久根武志事務局次長がゲストとして出席した。
4月9・10両日、東京六本木のホテルにおいて、世界ムスリム連盟とWCRP日本委員会の共催による会議『ムスリムと日本の宗教指導者との対話』が開催されて、サウジアラビアを中心とした海外のイスラム教国からの参加者約30名を合わせて約100名が参加して、2日間にわたって今日的課題について意見交換を行った。
各セッションでは、いろんな分野の専門家が意見を述べ、サウジアラビアに本部を置く世界ムスリム連盟のアブドラビン・アブドルハキム・アル=トゥルキ事務総長をはじめとする国際イスラム社会のリーダーたちが、欧米のキリスト教的価値観とはまったく異なった文化的背景を持つ先進国で、かつ、様々な宗教が平和裏に共存している日本の宗教の現状を学ぶ好機となった。
また、日本人参加者にも、実際のイスラム教の礼拝の様子を体験してもらおうと、元麻布にあるアラブ・イスラーム文化学院を訪問し、その金曜礼拝に参加し、中東風の昼食をいただいた。この様子はNHKはもとより、湾岸各国のテレビニュースでも放送された。
6月3日、泉尾教会において、本会の三宅光雄会長が理事長を務める国際宗教同志会の平成27年度第2回例会が開催され、神道・仏教・新宗教などの教団から約50名が出席した。
国際宗教同志会理事の芳村正徳神習教教主による「平和の祈り」と、西田多戈止会長(一燈園当番)の開会挨拶に続き、長年、フィリピンとサイパン・グアムで旧日本軍の遺骨収容事業を実践してきたNPO法人「空援隊」の倉田宇山専務理事が『戦後70年:遺骨収容の現状』と題する記念講演を行い、「未回収の120万柱のご遺骨の収容が済むまでは、まだ戦争は終わっていない」という観点から、日本の所轄庁である厚労省のいい加減な対応について、アメリカのそれと比較しながら、ふんだんな映像資料を用いて解りやすく説明された。質疑応答の時間では、読売新聞の編集委員らからも、専門的な質問が飛び出し、内容の濃い講演会であった。
8月15日正午より金光教泉尾教会にて人類共栄会総会開催。
過去一年間の活動報告と財務報告が行われるとともに、 来年度の予算や活動計画等が審議されます。