99年 Summer


WCRP国際委員長として活躍する三宅龍雄会長あいさつ

3月29日、泉尾教会国際会議場において、WCRP日本委員会(理事長白柳誠一カトリック枢機卿)の第61回理事会並びに第59回評議員会が開催され、日本宗教界を代表する数十名の宗教指導者が一同に会した。また、同委員会の常務理事各師が、WCRPの創設者である三宅歳雄名誉会長を表敬訪問した。

庭野立正佼成会会長・三宅会長・白柳枢機卿


理事会・評議員会に先立ち、WCRP日本委員会常務理事会が開催され、重要案件が審議された。同会議終了後、白柳理事長はじめ常務理事の庭野日鑛立正佼成会会長、西田多戈止一燈園当番、石田昇妙智會教団理事長(同教団宮本丈靖会長の名代)の各師は、WCRP運動の創始者のひとりである三宅歳雄名誉会長を表敬した。

理事会・評議員会では、財団法人「世界宗教者平和会議日本委員会」の役員(任期三年)の人事改選が行われた。また、11月にヨルダンのアンマンで開催される第7回WCRP世界大会の際に選出されるWCRP国際委員長への日本委員会からの推薦リストには、国際管理委員会(国際委員長団によって構成)委員として、現職の三宅龍雄人類共栄会会長と庭野日鑛立正佼成会会長、それに加えて白柳誠一枢機卿の三師が推薦された。

午後からは、信修館を会場に第25回「平和のための宗教者研究集会」が『人間の責任と宗教』のテーマで開催され、塩川正十郎元文部大臣などのゲストや上田賢治國學院大学学長をはじめとする講師の学者および約百名の宗教関係者が参加し、具体的な問題について理解を深めた。



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