2000年 Winter
人類共栄会は、半世紀にわたって世界各地の自然災害被災者、民族紛争被災者を支援する活動を行ってきた。昨年は、世界各地で大規模な天災が続発したが、人類共栄会では、その都度、支援活動を行った。 特に、8月のトルコ大地震と9月の台湾大地震の際には、289万円余の義援金を、他にも、自然災害や紛争の被災地へ、それぞれ大使館等を通じて、年間319万円に及ぶ義援金を贈呈させていただいた。 8月27日、東京都渋谷区にあるトルコ大使館を訪れた三宅龍雄会長は、A・エヴィルゲン臨時代理大使と会見し、義援金を手渡した。 三宅会長は、5年前の阪神淡路大震災被災者の救援活動に深く関わった経験からも、このような大災害を体験した人々が本当に復興するために、緊急救援から心のケアまで、どのようなプロセスが必要であるか熟知しており、被災各国に対する経験に基づいたアドバイスは非常に感謝された。 人類共栄会は今後も、創設者(故三宅歳雄師)の「世界助け」の遺志を受け継ぎ、各地で起こりうる天災・戦災被災者救援募金活動を積極的に展開したいと考えている。皆様も是非、ご賛同・ご協力をお願いしたい。 |