2000年 Summer

理事長 ネパール訪問





新設された図書室で子供たちの笑顔に囲まれて

三宅光雄理事長は、2月15日〜20日の日程でネパールのカトマンズを訪問した。

まず、人類共栄会によってカトマンズで運営されている孤児の養育施設「ミヤケホーム」ならびに「マイトリ・シシュ(愛の学校)」を訪問した。人類共栄会創設者(故三宅歳雄師)の提唱によって、十数年前に設置されたミヤケホームは、人類共栄会の継続的支援によって、当初の孤児の養育施設から数百人の生徒を抱える学校へと発展し、設備の整った現在では、ネパール有数の私学となっている。

 1998年11月にインドで開催された世界連邦世界大会の際に、三宅龍雄会長(世界連邦アジアセンター会長)から、南アジア各国の「ミヤケホーム」に図書室を寄贈する計画が発表された。今回、1999年2月のバングラデシュ「ミヤケホーム」の図書室開館式に続いて、ネパール「ミヤケホーム」でも開館式が執り行われた。なお、3月には、同ホームのオジェス・バジュラチャラヤ氏が、人類共栄会本部を訪れ、研修生活を送った。

 三宅理事長が会長を務めるAYC(世界連邦アジア青年センター)は、南アジアおよびASEAN各国において、数々の社会奉仕活動を行っているが、その執行理事会が三宅理事長のネパール訪問に合わせてカトマンズ市内で開催された。また、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の評議員でもある三宅光雄理事長は、WCRPネパール国内委員会(RAPAN)の幹部たちとも会談し、WCRPの今後のありかたについて意見の交換を行った。
 


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