ごあいさつ　　　人類共栄会会長　三宅龍雄

　昭和27年１月21日に設立されました人類共栄会は、創設50周年を迎えることができました。これもひとえに、私どもの理念にご賛同くださり、長きにわたり世界平和と人類共栄のためにご尽力くださいました会員の皆様のお陰と、感謝の気持ちでいっぱいであります。

　そこで、人類共栄会創設を記念して、１月13日に、民間援助団体としては群を抜いた活動を展開しておられるＡＭＤＡ(アジア医師連絡協議会)の菅波茂理事長を講師に迎えて、シンポジウムを開催することになりました。新世紀を迎えてからも、世界各地ではテロや戦争といった悲惨な事件が後を絶たず、天災・人災により、弱者が難民として流浪を余儀なくされ、ますます困難な状況に追いやられています。

　今こそ、50周年というこの節目の年に、私たちはあらためて本会創設の精神に立ち返らなければなりません。そのような意味からも、この『人類共栄会通信』第８号では、この半年間の活動報告に加え、本会半世紀間の活動を振り返る内容を加味した次第です。

　人類共栄会の活動をさらに拡充し、真の人類共栄を実現するために私どもも励んでまいりますので、皆様のますますのご支援とご協力をお願いしたいと存じます。