私、三宅龍雄は、人類共栄会を代表して、また、世界宗教者平和会議(WCRP)の国際名誉会長として、2001年9月11日に、ニューヨークの世界貿易センタービルならびにワシントンDCのペンタゴン等を標的に行われた同時多発テロの犠牲者に対し、心からの哀悼の意を捧げます。 〜(中略)〜
しかし、貴国政府が、この非人道的なテロ攻撃に対して、軍事力を用いて報復することについては、勇気を持って「自制」されることを強く希望します。なぜなら、非暴力のみが国際テロ撲滅への唯一の道だと信じるからです。暴力に対して暴力で応酬すれば、「憎しみと暴力の悪循環」が拡大再生産されるだけだからです。
私共は、世界宗教者平和会議等との協力の下、今回のテロ事件の原因を除去すべく、一層の努力を図ってゆくつもりですので、世界の指導的立場にある貴国政府ならびに国民が、寛大なる赦しの精神を発揚されて、非暴力の姿勢を維持されますよう切に懇願する次第であります。
人類共栄会会長
WCRP国際名誉会長
三宅 龍雄