■アフガン難民へ義援金500万円
9月11日の米国における同時多発テロ事件に端を発した「報復」と称するアメリカのアフガニスタンに対する軍事攻撃の結果、数百万人のアフガン人が住む場所を失い、難民と化した。
人類共栄会では、「事件」発生以来、義援金の募金活動を開始するのと同時進行で、10月11日付けでWCRP日本委員会を通じて100万円のアフガン難民支援の義援金を送付したのをはじめ、2001年度予算として準備していた緊急援助費の予算枠を越えてKIRC、少数民族支援ネットワーク、SWANなどの支援活動団体を通じて、合計500万円(12月14日現在)のアフガン難民に対する救援金を送付した。アフガニスタンでの戦火は収束しつつあるものの、これから本格的な寒さを迎えて、高齢者や子供などの弱者に甚大な被害が出ると予想されており、さらなる救援活動の展開が望まれている。
人類共栄会では、予期せぬ大災害や戦争等による大量の難民(国内避難民)発生に備えて、年間500万円の緊急災害援助費の枠を設けているが、2001年度はエルサルバドル地震へ20万円とインド西部大地震被災者支援に80万円と、アフガン難民支援金を合せて600万円を拠出したので、予算の本項目は100万円の歳入不足となっており、会員各位の一層のご支援を期待している。なお、義援金の受付口座は、本ページ左下のとおり。