1月13日に、中米エルサルバドルで発生し、地滑りで大きな被害を出した地震と、1月26日、インド西部グジャラート州を襲い、インド社会に甚大な被害を与えた大地震の犠牲者救援のため、人類共栄会では、「エルサルバドル地震緊急募金」ならびに「インド西部大地震緊急募金」の受付けを行ってきた。
人類共栄会は、このような災害が発生した時には、即応できる体制作りが進められている。今回のエルサルバドル地震への募金は、人類共栄会の緊急支援基金と併せて20万円を、1月26日付でWCRP日本委員会(東京都杉並区)を通じて、当該国へ寄託した。
義援金をゴエル副領事に手渡す三宅光雄理事長 |
また、インド西部大地震については、1月30日に三宅光雄理事長が、在大阪・神戸インド総領事館(大阪市中央区)を訪れ、義援金30万円をJ・C・ゴエル副領事に手渡し、総領事館関係者から現地の状況について詳しい報告を受けた。また第2弾として2月22日付で、WCRP日本委員会を通じて50万円を委託した。3月13日には、三宅龍雄会長がインドのY・ヴァルマ総領事夫妻のお礼の訪問を受けた。
二十数年前から人類共栄会では、今回の被災地に隣接する地域で、孤児の養育施設であるミヤケホームを運営したり、世界連邦アジアセンターなどと協力して、数々の難民支援・社会開発運動を長年にわたり行っている。
また、1999年1月のコロンビア地震、8月のトルコ大地震、9月の台湾大地震、2000年7月のベネズエラ大洪水の被災者支援のため、329万円の義援金を該当国の駐日大使館等へ寄託してきた。
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