ごあいさつ人類共栄会


会長 三宅龍雄



日本国中が焦土と化し、食べるものない暮らしをしていたというのは、昔話になりました。奇跡的な復興をはたし、経済大国と称されるようになった日本に住む私たちは、「戦後最悪の不況」といわれる中でも物質的に恵まれた暮らしを当たり前のよう享受しています。

しかし、ここに至るまでには、世界中から様々な救援の手が差しのべられ、私たちに生きる力と希望を与えてくれたことを忘れてはなりません。今なお、紛争・飢饉・災害などによって、住む家はおろかその日の糧さえない生活を余儀なくされている人たちが世界には大勢います。今度は私たちが手をさしのべるべき時です。

私は人類共栄会の活動を通して、飢えや貧困に苦しむ子供たちに未来への希望を持たせ、世界中に「生きる力に満ちた笑顔の花」を咲かせたいと考えています。ひとりだけの幸せだけではなく、より多くの人たちの幸せを願い、幸せの裾野を広げていきたいと思います。私たち人類共栄会の主旨にご理解いただき、皆様のご賛同を頂けますようよろしくお願いします。