人類共栄会
3rd Quater2004 |
・三宅善信師 国慶節祝宴に列席
・日吉神社で「愛・地球博」実行委員会に出席
・三宅善信師 ロシア大使らと歓談
・臨時JLC会議開催 激論を交わす
・西田一燈園当番と宮本妙智會理事長来訪
・理事長 薬師寺で開催されたWCRP役員会に出席
・インド泉光園主管者 滞在
・理事長 松緑神道大和山チャリティバザーに出席
・スカウト金光教章講習会 開催
・平成16年度 人類共栄会総会 開催
・「愛・地球博」出展実行委員会 開催
・IARF日米宗教青年交流プログラム開催
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9月30日(木)、『中華人民共和国建国55周年』の祝宴が、リーガロイヤルホテル(大阪市北区)で盛大に開催され、人類共栄会からは、会長の名代として、三宅善信師が列席した。
「日の出の勢い」の中国とのビジネスの機会を狙う数多くの財界人が多数参列する中、長年、中国と文化交流を続けてきた人類共栄会が招待されていた。この日の祝賀会は、例年のようなスピーチを中心とした政治的な色合いの濃いものから、ステージ上で美女が中国の伝統を随所に取り入れたファッションショーを繰り広げるといったエンターテイメント性の高いものに変化し、「市場経済化の進展」を参加者にいっそう印象づけさせる演出となった。 9月30日(木)、三宅善信師は、愛知県清洲町にある日吉神社(三輪隆裕宮司)で開催された「愛・地球博」出展実行委員会に出席した。同委員会の副委員長を務める善信師は、万博に出展する各ユニットの現場スタッフと詳細について打ち合わせし、「IARF/WCRP共同出展」であるこの企画を成功させるための共通コンセプトの具体化を図った。
9月29日(水)、台風が大阪府を直撃する中、三宅善信師が、豊中市にあるロシア連邦総領事館で開催されたO.イワノフ総領事の出版記念パーティに招かれ、A.ロシュコフ駐日大使とも歓談した。 9月25日(土)、人類共栄会本部において、IARF(国際自由宗教連盟)日本連絡協議会(通称JLC会議)の臨時会議が開催され、三宅光雄理事長と三宅善信師が出席した。
2006年に開催される予定の第32回世界大会の開催地選定問題や通常予算のやりくり、新国際事務総長の人選について大いにもめているIARF(本部:英国オックスフォード)の執行理事会開催(10月6〜8日)を目前に控えて、日本国内でIARFに加盟する教団間の意見を調整するため、臨時のJLC会議が人類共栄会で開催され、IARF国際評議員を務める三宅善信師をはじめ、同執行理事会に出席する予定の神谷昌道立正佼成会外務部次長(IARF執行理事である山野井克典理事長の名代)や、今年度JLC当番教団の猪熊俊吉椿大神社国際部長(IARF国際評議員である山本行恭宮司の名代)をはじめ、西田多戈止一燈園当番、IARF日本チャプター事務局長の三輪隆裕日吉神社宮司他が非常に突っ込んだ内容の意見交換を行った。 9月25日(土)、WCRP日本委員会の常務理事である西田多戈止一燈園当番・宮本けいし妙智會理事長が、人類共栄会に来訪。三宅龍雄会長ならびに三宅光雄理事長と懇談された。
(財)WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会(理事長:白柳誠一カトリック枢機卿)の運営に責任を持つ同委員会の常務理事の西田多戈止一燈園当番と宮本丈靖妙智會会長(名代宮本けいし師)が、同じく常務理事である三宅龍雄会長を訪問され、曲がり角に来ているWCRP日本委員会の現状の分析と、将来のあり方について、同開発・環境委員長を務める三宅光雄理事長も交えて、忌憚のない意見交換を行った。 9月16日(木)、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会(理事長=白柳誠一カトリック枢機卿)の常務理事会および理事会ならびに評議員会が、奈良市の法相宗大本山薬師寺(安田暎胤貫主)で開催され、同常務理事の庭野日鑛立正佼成会会長をはじめWCRP役員の宗教指導者二十数名が参加し、人類共栄会からは同評議員および開発・環境委員長を務める三宅光雄理事長が出席した。
人類共栄会創始者故三宅歳雄師から特別の祈りを受けて、中部インドの僻地で、行政サービスから見捨てられた人々への住居・教育等を提供する施設として、19年前に、エベネッツアー氏が人類共栄会で数ヶ月間修行した後、「インド泉光園」が開設され、「トシオ・ミヤケ小学校」等が設置され、近隣の十数カ村から子供たちが、初めて教育を受ける機会が提供されるようになった。 9月11日(土)、三宅光雄理事長は、青森県五所川原市で開催された第30回大和山チャリティーバザーに参列した。このバザーは、田澤康三郎松緑神道大和山初代教主が、「いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも」できる平和運動として、同教団で始められた「一食を捧げ 一欲を節する運動」を広く社会に啓蒙・普及・拡大することを目的に、1975年に始められた実践運動であり、WCRP(世界宗教者平和会議)に加盟する多くの宗教教団に影響を与えた。 8月21・22両日、第16回金光教章取得講習会が人類共栄会本部で開催された。「金光教章」とは、ボーイスカウト・ガールスカウトが授与している野営や救急などの資格の内、仏教やキリスト教などと共に宗教に関する資格として知られ、例年、人類共栄会を会場に開催されている。
今年も、西日本各地から1泊2日の日程で、金光教の歴史や教義、社会活動などについての講話を各教会から派遣された数名の講師の先生方から聞き、活動を紹介したビデオなどを鑑賞。相互の討論などを行った。 8月15日(日)、平成16年度の人類共栄会の総会が、本部で開催された。開会宣言後、理事の樋口徳光氏が議長に指名され、議事進行を計った。また、昨年度の収支・活動報告と今年度の予算・活動方針案について事務局国際部長の香西俊雄氏から報告がなされ、原案通り承認された。
最後に、三宅龍雄人類共栄会会長が挨拶を行い、今年度の総会は無事、終了した。 8月10日(火)、人類共栄会本部において、来年、愛知県で開催される「EXPO2005愛知万博(通称『愛・地球博』)」へのIARF/WCRP共同出展の実務について協議する「愛・地球博出展実行委員会」が開催された。 この日の会議では、同出展委員長の西田多戈止一燈園当番が挨拶を行い、同副委員長の三宅光雄人類共栄理事長の指導の下、次々と具体的な問題について審議された。なお、同ユニットの企画が、万博の施設を借り切ってプログラムを行うのは、明2005年5月1日から31日までの1カ月間である。 IARF (国際自由宗教連盟:本部、英国オックスフォード)では、8月5日から20日の2週間、IARFに加盟する教団から選出された日米の宗教青年たちが行動を共にすることによって、相互理解の推進を図るプログラムを実施した。今回のプログラムの「目玉」は、原爆が投下された広島と、同時多発テロの爆心地となったニューヨークのグランドゼロの両方を訪れることであった。
5日(金)夕方に成田空港に到着した米国側の宗教青年(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会=UUAならびにユダヤ教徒から構成)10名は、その足で新幹線を利用して広島まで移動。広島で集合していた日本側参加者(立正佼成会・一燈園・人類共栄会・日本自由宗教連盟・椿大神社から構成)と合流し、翌朝6日の「広島平和祈念式典」に参列した。その後、原爆資料館他の施設を見学して、原爆の恐ろしさを学習した。
6日(土)の夕方、大阪の人類共栄会本部のある金光教泉尾教会入りした日米宗教青年交流プログラムの参加者たちは、ガーデンバーベキューパーティによる歓迎を受け、翌7日の早朝からの泉尾教会の信仰生活(教会長の「お出まし」お迎え、早朝参拝、境内清掃等)を体験し、三宅善信師から、『金光教における信心の意味』について、英語と日本語でレクチャーを受け、質疑応答を行った。
8日は京都での寺社の見学。9日は一燈園(京都市)での精神修養生活、10日は椿大神社(三重県鈴鹿市)での禊ぎの修法を中心とした古神道を体験。11・12両日は、東京の立正佼成会本部を訪れた後、成田空港から、一路ニューヨークへ向けて移動した。この頃には、日米両国の参加者たちもすっかり打ち解けて、一体感を味わった。
12日夕方にニューヨーク入りした一行は、13日には、2001年9月11日の米国中枢同時多発テロ事件で阿鼻叫喚地獄をなった世界貿易センター跡の「グランドゼロ」を訪問。異なった宗教や文明間の相互理解の欠如がもたらすものについて思いを致した。 |