人類共栄会
4th Quater2004 |
・会長夫人と三宅善信師が国際永久平和祈念祭典に出席
・理事長 大和山バザー30周年式典に出席
・今年最後のJLC会議 映画関係者も交えて熱田神宮で
・会長夫人 大阪市長を表敬訪問
・新潟県中越地震と台風被災者に義援金250万円
・椿大神社でJLCに出席
・理事長 「愛・地球博」調印式のため訪台
・米国大統領選をテーマに大阪国際宗教同志会例会
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11月27日(土)、NHK大阪ホール(大阪市中央区)で開催された「第24回国際永久平和祈念祭典」に、大阪府宗教婦人連盟理事長の三宅壽賀子人類共栄会会長夫人と、三宅龍雄大阪国際宗教同志会理事長(人類共栄会会長)の名代として同会理事の三宅善信師が列席した。 戦没者追悼行事から始まった同祭典は、国際永久平和祈念祭典協議会(小林隆彰理事長)が毎年開催している伝統宗教と西洋音楽とのアンサンブルで、新しい芸術の可能性を探る公開行事としても、大阪市民から高い評価を受けており、昨年からNHK大阪ホールに会場を移して開催されている。
第1部では、「諸宗教対話」をテーマに、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会事務総長の杉谷義純天台宗円殊院住職が記念講演を行った。第2部では、天台宗毘沙門堂門跡の森川宏映大僧正が大導師となって、三十数名の天台宗僧侶と、宝塚少年少女合唱団と『まんが日本むかしばなし』でおなじみの常田富士男氏の「語り」のアンサンブルによる宗教芸術祭典が行われた。 最後に、本行事に協賛する宗教界の代表として、稲葉義猛高野山真言宗元管長や塚原亮應和宗総本山四天王寺元管長らと共に、大阪府宗教婦人連盟理事長として三宅壽賀子会長夫人と三宅善信師が登壇し、聴衆に紹介された。 11月18日(木)、青森県の松緑神道大和山教団(田澤清喜教主)を訪問し、同教団の進める「チャリティーバザー」の30周年記念行事に列席した。
このバザーは、田澤康三郎松緑神道大和山初代教主が、「いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも」できる平和運動として、同教団で始められた「一食を捧げ 一欲を節する運動」を広く社会に啓蒙・普及・拡大することを目的に、1975年に始められた実践運動であり、WCRP(世界宗教者平和会議)に加盟する多くの宗教教団に影響を与えた。 11月22日(月)、名古屋市の熱田神宮会館において、今年度最後のJLC(IARF日本連絡協議会)が開催され、人類共栄会からは、三宅光雄理事長とIARF国際評議員を務める三宅善信師が出席した。 来年5月の「愛・地球博」出展に関する経過報告と今年度のJLC活動の総括が行われたが、特に、8月に日米両国で実施された「日米青年交流会」の反省点と、余剰会計の処理方法について、国際本部との間の意見の相違について議論がなされた。
また、今回のJLC会議には、2005年秋に全国ロードショーが予定されている映画『佐賀のがばいばあちゃん』制作関係者であるアマゾンの倉内均社長、黒沢プロダクションの渡辺清也プロデューサー他4名が特別参加し、「かつて貧しかったのにもかかわらず、心が豊かだった日本社会を取り戻すため」に制作するこの映画へのJLCの指導を依頼されたことが注目された。 11月10日(水)、三宅壽賀子人類共栄会会長夫人は、大阪市役所を訪れ、関淳一市長と会談した。今回の市長訪問の目的は、2005年5月13日に、リーガロイヤルホテルを会場に、近畿各府県から1,000名以上の宗教婦人を集めて開催される「第50回近畿宗教婦人連盟大阪大会」の開催県である大阪府宗教婦人連盟の理事長をつとめる三宅壽賀子会長夫人が、同大会への市長の来賓として出席を依頼したもの。三宅家とは、三十数年来の交誼がある関市長は、にこやかに応じておられた。 11月19日(金)、人類共栄会では、竹田千鶴さん・広瀬多美子さん・藤井美喜子さんらが、大阪市北区にある(財)毎日新聞社大阪社会事業団を訪れ、集めた「新潟県中越地震被災者義援金」の1,504,000円を同社会事業団の藤井英一事務局長に手渡した。
また、台風23号をはじめとするこの秋、相次いで日本列島を襲撃した台風によって大規模な山崩れによって、ため池の決壊や建造物の崩壊など大きな被害が出た香川県観音寺市にも、二度訪問し、復興費用として1,000,000円を手渡すことになっている。 10月27日(水)、三重県鈴鹿市の椿大神社(山本行恭宮司)で開催されたIARF(国際自由宗教連盟)の日本連絡協議会(JLC会議)が開催され、人類共栄会からは三宅光雄理事長とIARF国際評議員を務める三宅善信師が出席した。
現在、財政・組織の再生中であるIARFの国際本部のあり方について、先頃、英国で開催された同執行理事会の決定事項について、JLCとしての見解を発表するため、熱心な議論が行われた。 10月12日から14日までの日程で、「愛・地球博」出展委員会を代表して、三宅光雄理事長が、台湾(中華民国)第二の都市である高雄市を訪問し、同市原住民事務委員会のササラ・タイバン主任委員との間で、台湾原住民を愛知万博へ招聘するための契約書の調印式を行った。
2005年の3月から9月まで、愛知県で開催される国際博覧会(通称:『愛・地球博』)に、その「地球市民村」プロジェクトの一貫として、5月1日から31日までの1カ月間、IARF(国際自由宗教連盟)とWCRP(世界宗教者平和会議)が共同して出展することは既に報じられているとおりであるが、その目玉として、5月2日から8日まで1週間、台湾に暮らす先住民族各部族の代表30名を万博に招き、シンポジウムや歌・民族舞踊・伝統工芸クラフトを行い、交流を深めることになっている。 10月5日(火)、人類共栄会本部において、大阪国際宗教同志会(大森慈祥会長)の平成16年度第3回理事会および例会が相次いで開催され、同会の理事長でもある三宅龍雄人類共栄会会長らが出席した。
例会に先立って開催された理事会(三宅龍雄理事長)では、来年愛知県で開催される国際博覧会「愛・地球博」に宗教界が公式参加する5月の『IARF/WCRP出展』プログラムの一環として、大阪国際宗教同志会が5月23日に公開シンポ等を開催することが決議され、そのための特別予算も計上された。
き続き、神仏基新宗教各派の宗教者50名が参加して開催された平成16年度第3回例会には、アメリカ合衆国における宗教と政治の関わり合いについての研究の第一人者である同志社大学神学部長・同大学一神教学際研究センター長の森孝一先生を講師に招いて『大統領選挙とアメリカの宗教状況』という講題で、時宜に叶った講演が行われた。 |