星野俊也前国連大使を講師に招き、国宗創設75周年記念総会開催

2022年6月6日

国際宗教同志会は、リーガロイヤルホテル大阪で6月6日(月)14:00~18:30、創設75周年記念式典と総会ならびに記念講演および祝宴を開催した。

国際宗教同志会創設75周年記念総会で記念講演を行う星野俊也前国連大使
国際宗教同志会創設75周年記念総会で記念講演を行う星野俊也前国連大使

国際宗教同志会は、終戦後間もない1947年2月、同志社総長牧野虎次先生が発起人となり、金光教の三宅歳雄師の協力によって、八坂神社、カトリック京都司教区、聖公会京都教区、一燈園、大本、東西両本願寺、知恩院等が、新日本建設を目指して「国際宗教同志会」を結成した。爾来、75年間一度も欠かさずに年3回の例会を開催し、内外からその時々の識者を講師に招き、現代社会における宗教者のあり方を問い、相互に啓発し合う組織として、継続発展してきた。

国際宗教同志会創設75周年記念総会で新たに会長に選出されて挨拶を行う左藤一義大谷学園学園長
国際宗教同志会創設75周年記念総会で新たに会長に選出されて挨拶を行う左藤一義大谷学園学園長

同ホテルのペリドットで開催された記念総会では、これまで5年間にわたり会長を務めてきた芳村正徳神習教教主に代わり、左藤一義大谷学園学園長が新会長に選任された。また、記念講演では、ロシアによるウクライナ侵略という国際情勢の緊迫を受けて、国際連合日本政府代表部前大使の星野俊也大阪大学大学院国際公共政策研究科教授を講師に迎えて『グローバルリスクのと次なる世界秩序の精神とは』との演題の下、記念講演と質疑応答が行われた。その後、記念写真の撮影が行われ、会場をダイヤモンドルームに移して、国際宗教同志会創設75周年祝宴が開催された。

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