日韓宗教者協議会30周年記念の総会を迎えるに当り、先立ちまして、先代会長三宅歳雄大人の霊前で、先生方、ご拝礼下さり、また、鄭重な偲びの言葉を頂いて、本当にありがとうございます。
千数百年前に仏教が伝来しまして、思想・文物・制度、いろんなことを日本は韓国から教えていただきました。後に、中国と直接行き来するようになった後も、ずっと韓国は日本の先生でありました。近世になりまして科学技術の時代になるまでずっと先生であり続けました。
ところが、今日はお互いに学び合わなければならない時代になりました。単に住み分けで、それぞれに成り立ってゆくというだけではなくて、共存・共栄ということが求められる時代に、この30周年を迎えたことになります。
あるべき姿をお互いに求め合うということをテーマに、この総会を迎えることができることは本当に有意義なことだと存じます。顧みますと、三宅歳雄大人が日韓の交流会を発足いたしました、その念願にも叶うことだと思いますので、忌憚なくそれぞれのご意見をぶつけ合っていただければ、受入れをいたしました大阪国際宗教同志会といたしましても願わしいことでございますし、嬉しいことに存じます。
本日は皆様、本当によくぞお出ましくださいました。迎える側といたしまして、心から御礼申しあげます。ありがとうございました。
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