2000年10月13日

三宅歳雄先生 追慕の辞会 

成均館館長
KCRP会長 崔 昌圭                           
 日本の先覚者であり、偉大な宗教指導者であられる三宅歳雄先生は、新千年を目前にして、1999年8月31日、この世を去られました。

 顧みれば、先生が生きてこられた96年の生涯は、日本宗教界の発展と韓日宗教家の理解と協力はもちろん、アジアと世界の平和に貢献された輝かしい生涯でした。

 何よりも三宅先生は、卓越した宗教指導者であられました。金光教の発展に大きく寄与されただけでなく、人類の自由と平和・幸福のために心血を注いでこられた、まことに立派な宗教思想家でした。今日、宗教家は多いものの、宗教家らしい宗教家を見出すことが難しい世の中で、改めて先生を欽慕させられる次第です。

 また、先生は宗教連合運動に多大な業績を残された、まことに広くて大きな人物であられました。早くから大阪国際宗教同志会を結成して日本の宗教連合運動を開拓してこられ、30年前に韓国を訪問して韓国宗教協議会と交流するようになったことは、先生が時代を先駆けて生きた先駆者であられたことを物語っています。このような三宅先生の卓見は、21世紀を生きる今日の宗教家に、「相生の道理」を教えてくれるものでした。相生の時代には、互いが交流して連合し、結実を結ばなければなりません。

 先生は逝かれましたが、先生の崇高な思想と献身、その業績は永遠に日本と韓国、そして世界宗教界に記憶されることでしょう。

 三宅歳雄会長様
永遠な安息と平和を享受されますように。

 そして、この地のすべての宗教家たちが、あらゆる困難に打ち勝ってアジアと世界の平和と繁栄を実現できるように、常に知恵と勇気を与えてくださいますように。
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