01/20 八重洲ブックセンターで平積み!
三宅善信代表の対談集『文字化けした歴史を読み解く』が1月16日より、全国の主な書店ならびにネット書店で一斉に発売されているが、出版界では「無名の新人」であったはずの三宅代表の本が、日本一の売り場面積を持つ「八重洲ブックセンター」において、早くも立花隆氏らの著作と並んで「平積み」されている。
立花隆の本の隣に平積みされている
『文字化けした歴史を読み解く』
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17日に同書店を訪れた人によると、発売二日目にして、早くも「初回入荷分が売り切れ」との報が届いたが、18日の同書店では、『戦後60年を問い直す』や『天皇問題』と並んで、棚に「横置き」へと、ポジションが出世していた。
八重洲BCで当初から「横置き」された
『文字化けした歴史を読み解く』
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それだけに止まらず、売り上げが好調なため、20日の時点では、なんと、売り場前面の台の上に「平積み」されるという大出世を遂げていた。しかも、あの「知の巨人」立花隆氏の『天皇と東大』の隣である。まさに異例中の異例の扱いとのこと。「知の巨人」vs「知の怪人」の勝負である。このままだと、初版本の売り切れは、予想より遙かに早く訪れる可能性が高いので、購入後希望の方は、なるべく早くお近くの書店で注文されることをお奨めします。
「精神世界」の本と勘違いされた
『文字化けした歴史を読み解く』
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ところが、これとは全く別の面白い現象が見られる。それは、大阪なんばのある書店の店頭での出来事である。その書店も、発売当初から、「横置き」にしてくれている点では、本書を評価しているには違いないのであるが、問題は、その置かれているカテゴリである。写真をよく見ていただいたらお判りのように、江原啓之氏らの書籍と共に「精神世界(スピリテュアル)」のコーナーに置かれているのである。何も、著者の本業が宗教家だからといって、「精神世界」に関する本とは限らないのに…。その説に従うのなら、養老猛氏の『バカの壁』は「医学書(解剖学)」のコーナーに、藤原正彦氏の『国家の品格』は「数学書」のコーナーに置かねばならないことになってしまうではないか! こんなところにも、「宗教家」に対する偏見があることが明らかになった。