2015年8月18日、京都東山にある真如苑の施設「流響院」において、現代おける宗教の役割研究会(略称「コルモス」会議)の常任理事会が開催され、本年4月に第5代会長に就任した大谷光真浄土真宗本願寺派前門主をはじめ、島薗進、氣多雅子両副会長と5名の常任理事が会合して、大谷新体制下での今後の運営方針と今年末に京都で開催される研究会議のテーマや講演者の人選について協議した。
コルモスの将来像を巡って真剣な議論がなされた常任理事会
この一流の学者と宗教指導者の交流を目指して1970年に設立されたこの団体は、それぞれの時代において、「現代おける宗教の役割」について提言を行ってきた。三宅善信代表は、財務担当の常任理事としてこの会の発展についての意見を開陳した。また、常任理事会終了後、「南禅寺界隈別荘群」のひとつとして有名な「流響院」の林泉回遊式庭園を見物した。
常任理事会の後は楽しく流響院の庭園を散策した