「ミュオグラフィとは何か」

2017年1月16日

2017年1月16日、大阪市立科学館ならびにフェスティバルタワーで関西ハンガリー協会主催のシンポジウム『ミュオグラフィとは何か』が開催され、ノーベルト・パラノヴィッチ駐日ハンガリー大使をはじめ、ミュオグラフィの技術を用いて活火山の山体内部の溶岩の動きを探る世界的権威の田中宏幸東京大学地震研究所教授らの専門家に加えて、三宅善信代表が出席した。

ミュオグラフィを用いた活火山透視
ミュオグラフィを用いた活火山透視

ミュオグラフィとは、ニュートリノ同様、宇宙線の一種で、その強烈な透過力を応用して、近年、ピラミッドの内部構造調査や福島第一原発事故で破損した原子炉の内部状態を調査するためにも用いられているが、この度、世界一の火山国である日本において、桜島等実際の火山活動を観測するためにミュオグラフィ分野で世界をリードするハンガリーのダラム大学地球エネルギーセンターから研究者を招き、その仕組みについて学んだ。

パラノヴィッチ駐日ハンガリー大使と三宅善信代表
パラノヴィッチ駐日ハンガリー大使と三宅善信代表



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