■ 宗教界の動き ■


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7月後半の宗教界の動き (9907S)
例年この時期には、宗教界では国際的なイベントが数多く実施されます。

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☆99国際永久平和祈念祭典
7月21日、大阪市中之島のフェスティバルホールで、第19回「国際永久平和祈念祭典99」(小林隆彰理事長)が開催され、2,700名が参加した。同祭典は、大阪大空襲の犠牲者の慰霊祭として、1981年に日蓮宗による典礼で開催されてから、各宗派の持ち回りの儀礼方式で毎年行われており、オーケストラと宗教儀礼のハーモニー素晴らしさで知られている。
今年は、永平寺の南澤道人監院を大導師に曹洞宗の僧侶70名が参列して荘厳な雰囲気で行われた。ジュネーブからWCC(世界教会協議会)諸宗教対話部長のH・ウーコー博士や池長潤カトリック大阪大司教が挨拶を行い、和田有玄高野山真言宗管長が「共同宣言」を読み上げた。来年は、6月下旬にドイツのハノーバーで開催されるEXPO2000を会場に日蓮宗の僧侶出仕で開催される予定。


☆親子で雲水体験(永平寺)
 7月23〜25日、「道元禅師生誕800年特別企画」として行われた「永平寺雲水体験」に、延べ200人以上が参加した。親子を対象にした雲水体験は永平寺(曹洞宗大本山)でも初めてとあって、好評だった。


☆ドイツで声明公演(薬師寺)
 薬師寺(法相宗大本山)は7月28日から8月7日の日程で「花会声明と日欧文化交流の旅」を実施。ワイマール市の音楽ホールで1,600人の聴衆を前に海外で初となる「花会式声明公演」を行ない、好評を博した。


☆カナダで国際自由宗教連盟大会開催
7月29日〜8月3日、バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学を会場に、第30回IARF(国際自由宗教連盟)世界大会が「地球共同体の創造=宗教の使命」のテーマで開催され、世界三十数カ国から約650名(日本からは、立正佼成会・椿大神社・金光教泉尾教会などから約250名)が参加した。
IARFは、1900年にボストンで創設されたIARFは、世界最古の国際的諸宗教協力団体であり、現在は国連経済社会理事会公認カテゴリー1のNGOとして世界的な評価を受けている。詳細は、http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r4-4.htm


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