6月23日から29日までの日程で、インドネシアで開催された第6回ACRP会議(「京都新聞6月29日」)あるいは、7月5日付の「朝日新聞(夕刊)」に特集が掲載)に出席していたが、その直前に受けた取材等に基づいて刊行された『疑惑だらけの外務省』(『別冊宝島Real』第035号)のpp.41〜52に掲載されている元公安調査庁調査官野田敬生氏による『佐藤優――外務省の"ラスプーチン"逮捕劇、そのさらなる闇！』と題するレポートに、代表の発言が収録されている。

　『なぜ隠す？「事件の真相」』と副題が付けられた同書は、「鈴木宗男に脅され」、「田中眞紀子に振り回され」、「中国にバカにされ」、「政治家にODA利権をたかられ」、「職員に機密費を横領され」…。と、刺激的な惹句に彩られた「外務省問題」について関心を持つ人の必携書であるので、ご一読を薦める。