カトリック司祭が神道を学ぶ

2019年1月11日〜13日

2019年1月11日~13日、関西国際空港に近い泉佐野市に日本管区本部を置くカトリック教会のザベリオ宣教会本部の施設において、来日してまだ歳月の浅い宣教師が日本の宗教的状況について学ぶ研修会が開催され、モザンビーク、コンゴ民主共和国、フランス、インド、スリランカ、ネパール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、メキシコなどの出身者が二泊三日の研修プログラムに出席した。

来日した外国人宣教師に神道のエッセンスについて語る三宅善信代表
来日した外国人宣教師に神道のエッセンスについて語る三宅善信代表

今回のプログラムは、カトリック大阪大司教区のロッコ・ビビアーノ諸宗教対話委員長が企画したものであり、初日は宗教学の博士号を有するビビアーノ神父自身が講師となって、日本宗教概論を講じた。

この施設には、高齢で引退した外国人宣教師も何名か暮らしており、彼らと食事を摂りながら意見交換
この施設には、高齢で引退した外国人宣教師も何名か暮らしており、彼らと食事を摂りながら意見交換

二日目の1月12日は、午前に90分間、三宅善信代表が英語で神道に関する講義と質疑応答と行い、昼食休憩を挟んで午後からも90分間の講義と質疑を行った。その後、京都上賀茂神社の乾光孝禰宜が90分と90分の講義と質疑を英語で行った。

来日した外国人宣教師に神道のエッセンスについて語る上賀茂神社の乾光孝禰宜
来日した外国人宣教師に神道のエッセンスについて語る上賀茂神社の乾光孝禰宜

三日目は、神戸の小野八幡神社の新渡戸涼恵禰宜が案内して、実際に地域の神社を視察して、神道のエッセンスについて学ぶ機会となった。

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