2019年2月27日
2019年2月27日、北法相宗大本山清水寺において、G20諸宗教フォーラム2019の第1回実行委員会が開催され、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、臨済宗妙心寺派、真言宗御室派、融通念仏佛宗などの仏教各宗派をはじめ、カトリック大阪大司教区や有力神社や新宗教教団、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会、世界青年仏教徒連盟(WFBY)等、二十数団体からの代表を参集した。
G20諸宗教フォーラムは、毎年各国輪番で開催されるG20首脳会議(サミット)の前に、世界の宗教指導者が現代世界が直面する問題に対して意見を交換し、宗教界からの提言として開催国政府を通じてG20サミットに反映させるための仕組みで、本年6月28日・29日に大阪で開催されるG20サミットを前に、6月11日・12日に京都で開催される。
今回の実行委員会では、これまで数年間、各国で開催されてきたG20諸宗教フォーラムの経緯の説明や本年6月に京都で開催される2019年度のG20諸宗教フォーラムについてのテーマや日本側としての受け入れ組織等の概要が説明され、京都における今回のフォーラムの意思決定機関である組織委員会の委員長には教派神道連合会の理事長でもある芳村正徳神習教教主が、執行機関である運営委員会の委員長には三宅善信金光教泉尾教会総長が、また、「地元」京都で受け入れの諸準備を行う事務局長には懸野直樹野宮神社宮司が選任された。