2020年8月20日
2020年8月20日、現代における宗教の役割研究会(通称「コルモス」)の2020年度常任理事会が、初めてオンライン形式で開催された。大谷光真会長の開会挨拶に続いて、長年、12月26日から27日にかけて京都市内のホテルを会場に非公開で開催されてきた年末恒例のコルモス研究会議も、昨年末から同志社大学のキャンパスで一部公開して開催されるようになったが、2年目にして早くも「コロナ禍」による大学施設の使用が不可能となり、新たな方式を探らざるを得なくなった。
今年度の研究会議のテーマが『新たな感染症の時代と宗教』と設定され、そのテーマに相応しい講師やパネリストを、役員がそれぞれ依頼することになった。キャンパスプラザ京都もしくは龍谷大学響都ホールで開催される今年度の研究会議は、三密を避けるために入場者数を極力限定する代わりに、オンライン配信することになった。なお、今回常任理事会には、大谷光真会長(浄土真宗本願寺派前門主)、島薗進副会長(東京大学名誉教授)、氣多雅子副会長(京都大学名誉教授)と常任理事の木村清孝東京大学名誉教授、櫻井治男皇學館大学特別教授、桑原一郎真如苑教学部長、三宅善信現代社会と宗教研究会代表、橋本雅史中央学術研究所長、小原克博同志社大学教授、丘山新浄土真宗本願寺派総合研究所長の各師がZoomを用いて参加した。