2020年11月25日
2020年11月25日、ホテル日航大阪で第55回大阪府佛教徒大祭が開催された。新型コロナウイルス感染症の第三波が拡大する中での開催ということで、例年より参加者数を大幅に絞り、席間隔を十分確保し、さらに、第四部の記念パーティを省略するという変則形となった。
第一部の法要では、例年、各宗派輪番で奉仕される東日本大震災犠牲者と大阪府佛教会物故者への追悼に加えて、今年は、新型コロナウイルス感染症犠牲者への追悼と速やかなる終息への祈りを込めて、故加藤定厚会長の遷化に伴いこの度、新たに大阪府佛教会の会長に就任した村山廣甫曹洞宗東光院住職が導師を勤めて、大阪曹洞宗青年会の式衆による大般若転読が厳修された。
続いて、式典では、村山新会長による挨拶と住職在職30年の表彰、全日本仏教会代表・大阪府知事・四天王寺管長・大念佛寺管長・近畿宗教連盟理事長らから祝辞が寄せられた。
第三部の講演では、佛教大学の田中典彦学長による『自らを燈火とし法を燈火として生きる』と題する記念講演が行われた。なお、三宅善信代表は、大阪府宗教連盟の役員として来賓として参列した。