ウスビ・サコ学長を招いて国際宗教同志会

2021年2月12日

2021年2月12日、金光教泉尾教会において国際宗教同志会の2021年度総会が、新型コロナウイルス感染症による「緊急事態宣言」発令中を考慮して、参加人数を制限し、座席間隔を十分に確保して開催された。冒頭、山田隆章監事(元融通念佛宗宗務総長)の平和の祈りに続いて、急用で欠席した芳村正徳会長(神習教教主)に代わって三宅光雄理事長(金光教泉尾教会長)が開会挨拶を行い、その中で、先月遷化された国際宗教同志会顧問の故左藤恵大谷学園長(元法務大臣)の冥福を祈った。

ウスビ・サコ学長を招いて記念講演が行われた
ウスビ・サコ学長を招いて記念講演が行われた

続いて、2021年度の総会の開会が宣言され、議長を村山廣甫常任理事(曹洞宗審事院長)が務め、役員人事の報告や2020年度の事業報告、同収支報告、2021年度の事業計画、同予算案が三宅善信事務局長からなされ、いずれも原案どおり可決承認され、総会は無事弊会した。

ウスビ・サコ学長の記念講演に耳を傾ける国宗会員諸師
ウスビ・サコ学長の記念講演に耳を傾ける国宗会員諸師

その後、初のアフリカ出身の大学学長として注目されている京都精華大学のウスビ・サコ学長が『我々にとっての「いのち」の意味』と題して、日本とアフリカを比較して、興味深い講演を行い、時間の許す限り、参加した国際宗教同志会会員諸師との間で居次ぎ応答が行われた。

最後に、三宅光雄理事長が閉会の挨拶を行い、井桁雄弘理事(浄土宗総本山知恩院執事長)による平和の祈りをもって閉会した。なお、総会に先立ち、別室にて、2021年度第1回理事会が開催された。

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