生物多様性調査に参加

2021年5月22日

2021年5月22日、エリーニ・ユネスコ協会の若手有志によって、三宅善信代表が長年管理(事実上の放置)してきたビオトープの初めての生物多様性調査が梅雨の合間の好天を縫って実施された。大阪市内のベイエリアにもかかわらず、その一角だけは草木が鬱蒼と繁り、長年、雨水だけによって水量が維持されてきた当該池の深い側は、池底から20~30cm落ち葉が沈殿しているにも関わらず、それらが腐ることなく透明度が維持されている。一方、浅い側には、夏場には2m以上にもなる葦が順調に生育している。

ビオトープで生物多様性調査を実施するエリーニ・ユネスコ協会の皆さん
ビオトープで生物多様性調査を実施するエリーニ・ユネスコ協会の皆さん

今回の調査では、かなり以前にこのビオトープに持ち込まれたタナゴやモロコやドジョウ類など琵琶湖淀川水系の貴重な固有魚類は発見することができなかったが、この池周辺の庭園内で累代繁殖しているモリアオガエルの卵塊が10個近く観察された。また、水中には、大阪市内では貴重な数種類のトンボの幼虫(ヤゴ)やヌマエビやモエビ等の甲殻類、ヒメタニシやモノアラガイ等の巻き貝の棲息が観察され、半径1km以内に淡水の池や河川や水田といった内水面のない「孤立した系」内での生態系が維持されている「都市のオアシス」的存在であることが再確認された。

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