金剛組本社を訪問

2022年4月29日

4月29日、三宅善信代表は、大阪市天王寺区の株式会社金剛組の本社を訪れた。金剛組は、飛鳥時代の578年、日本最古の官寺である四天王寺建立のため、聖徳太子の命で百済から金剛・早水・永路という3名の工匠が招聘されたことに始まる。その後、金剛氏は39代、1400年間以上の長きにわたって宮大工として四天王寺をはじめ各地の寺社の建築・補修を続け、ギネスブックにも「世界最古の会社」として登録されている。

金剛組本社で宮大工の木内繁男棟梁らとディスカッションする三宅善信代表
金剛組本社で宮大工の木内繁男棟梁らとディスカッションする三宅善信代表

三宅代表は、金剛組が保有する1/4サイズの五重塔一段目組み立てキットを用いて、人々に伝統的な寺社建築の一端を体験してもらい、あらためて日本人の宗教意識に与えた寺社建築の意味について考えるセミナーの企画に、株式会社金剛組取締役の阿部知己本店長や宮大工の木内繁男棟梁、リーラボの谷拓也代表やエリーニ・ユネスコ協会の富澤裕美子女史らと共に取り組んでいる。

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