同志社大学でコルモス研究会議

2024年3月15日午後、同志社大学の良心館で第70回コルモス研究会議の公開セッションが『宗教間対話の未来―コルモス五十年をふり返ってー』をテーマに始まった。島薗進会長による趣旨説明に続いて、小原克博同志社大学教授と氣多雅子京都大学名誉教授と小林敬花園大学国際禅学研究所研究員がそれぞれ講演を務め、西村明東京大学准教授がコメンテーターとなって行われた。

同志社大学で開催された第70回コルモス会議の公開セッション
同志社大学で開催された第70回コルモス会議の公開セッション

公開セッション終了後、重要文化財であるチャペルの前で記念撮影をしたのに続いて、コロナ禍で3年間中断されていた懇親会が同大学の寒梅館で開催され、遅くまで交流を深めた。

同志社大学で開催された第70回コルモス会議の懇親会
同志社大学で開催された第70回コルモス会議の懇親会

3月16日の午前中は、同大学の扶桑館にて、3人から宗教界の「現場」からのパネル発表がなされた。午後には、近年すっかりお馴染みになった弓山達也東京工業大学教授のファシリテートによる「ワールドカフェ」方式によるグループディスカッションが行われた。初日の基調講演や二日目午前中のパネル発表を受けて、コルモス研究会議参加者の先生方がさらに問題理解を深めた。

同志社大学で開催された第70回コルモス会議パネル発表
同志社大学で開催された第70回コルモス会議パネル発表

このワールドカフェをもって『宗教対話の未来』をテーマに開催された第70回研究会議は閉会した。続いて、2023年度の理事会が開催され、人事や決算・予算が承認され、昨年末に法蔵館から刊行されたコルモス会議50周年記念『宗教を問う、宗教は問う:コルモスの歴史と現代』についての報告等が行われた。

同志社大学で開催された第70回コルモス会議ワールドカフェ
同志社大学で開催された第70回コルモス会議ワールドカフェ

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