あべのハルカスで国際宗教同志会

2024年3月22日

2024年3月22日、大阪大谷大学のあべのハルカスキャンパスで国際宗教同志会の2024年度総会が開催された。記念講演の講師は、地震災害対策の権威として知られる室﨑益輝神戸大学名誉教授が『災害の時代に備える:能登半島地震に学ぶ』というテーマで講演した。1月1日に発生した150kmの長きにわたって断層がずれた能登半島地震のマグニチュード7.6は、1995年の阪神淡路大震災を引き起こした地震の約5倍ものエネルギーであり、ハードなインフラ整備の難しい過疎地域における被災地域自身が持つ日頃からの「防災力」の強化があらためて問題となった。

大阪大谷大学あべのハルカスキャンパスで開催された国際宗教同志会2024年度総会
大阪大谷大学あべのハルカスキャンパスで開催された国際宗教同志会2024年度総会

あべのハルカスでの2024年度総会に続いて、料亭天王殿において、今年、卆寿を迎えた井桁雄弘前浄土宗総本山知恩院執事長、半寿を迎えた山田隆章元融通念佛宗宗務総長、傘寿を迎えた村山廣甫大阪府佛教会会長の長寿を祝う会が催された。この料亭は、2019年に大阪で開催されたG20外相会合の際のディナー会場としても知られている。

天王殿で開催された国際宗教同志会の長寿を祝う会
天王殿で開催された国際宗教同志会の長寿を祝う会

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