2024年7月5日
2024年7月5日、空援隊と国際宗教同志会の一行は、3名の衆議院議員と共に、北マリアナ連邦のA. Palacios知事とD. Apatang副知事の元を訪れ、1時間以上にわたって会談した。続いて、サイパン市のR. Camacho市長と会談し、さらに、北マリアナ連邦選出の米国下院議員G. Sablan議員とも会談した。この日は、解放記念日を含む四連休(米国の独立記念日の7月4日から日本軍の陥落記念日7月7日まで)の最中にもかかわらず、長年にわたって空援隊がこの地で大量の遺骨収容を行ってきた実績と信用のおかげで、休日の知事公舎、市庁舎、下院議員事務所をわざわざ開けて、会談の機会を設けられた。
7月6日は、北マリアナのカトリック教区長であるライアン・ヒメネス司教と翌日の日米合同の慰霊祭の打ち合わせを行い、その後で、80年前にサイパン島の北端に追い詰められた数千人の日本人(大半は民間人)が、3,000km北にある故国日本に思いをはせて投身自殺を遂げたスーサイドクリフとバンザイクリフを訪れて祈りを捧げた。
サイパンにおける日本軍最後の組織的戦闘が行われ日米両軍合わせて一日で約5,000名が戦死した「バンザイ突撃」からちょうど80年目に当たる7月7日朝、空援隊が800体の遺骨を発見した集団埋葬地の上で、日米合同の神道・仏教・キリスト教合同の慰霊祭が厳修され、国際宗教同志会事務局長の三宅善信師が祭主を勤めた。慰霊祭に列席した北マリアナ教区長のライアン・ヒメネス司教は、前日
サイパンにおける日本軍最後の組織的戦闘が行われ日米両軍合わせて一日で約5,000名が戦死した「バンザイ突撃」からちょうど80年目に当たる7月7日朝、空援隊が800体の遺骨を発見した集団埋葬地の上で、日米合同の神道・仏教・キリスト教合同の慰霊祭が厳修され、国際宗教同志会事務局長の三宅善信師が祭主を勤めた。慰霊祭に列席した北マリアナ教区長のライアン・ヒメネス司教は、前日、グアム大司教区を統べる大司教に昇進したこともあって、この日の慰霊祭には、多くの報道陣が駆けつけた。
サイパン滞在最終日にあたるこの日の午後には、サイパン島最北端のブッシュの洞窟を調査し、3人の国会議員たちと共に新たに3体の遺骨を発見し、国際宗教同志会会長の左藤一義大谷学園長が仏説阿弥陀経を読経して供養した。