2025年2月6日
2025年2月6日、リーガロイヤルホテルで第530回国連午餐会が開催され、日本国際連合協会関西本部理事長を務める三宅善信代表が開会の挨拶を行った。講師を務めた日本銀行理事・大阪支店長の神山一成氏は、1985年のプラザ合意から現在までの40年間の国際金融情勢を総括して、特に2013年に黒田東彦日銀総裁による「異次元の金融緩和」以後の金融政策の評価について話した。講演に先立つ主催者挨拶で、三宅氏は、これまでの日銀の金融政策を批判し、ちょうどこの日の朝、長野県で行われた田村直樹日銀政策委員会審議委員の「先日0.5%に引き揚げたばかりの政策金利を1年以内に1.0%まで引き上げたい」という発言を受けて、今後の金融政策について私見を開陳した。