シンガポールでICCSに

2025年6月24日

2025年6月24日から26日まで、シンガポールで第3回ICCS会議が開催され、世界各国から約600名が招待された。この会議は、6年前に南洋工科大学とシンガポール政府が主催する国際会議で、2019年に多民族国家であるシンガポールが「cohesive society(粘着力のある社会)」をテーマに各国から政治・経済・宗教・学術各界から招聘して始まった取り組みである。

全体セッションで基調講演を行うマレーシアのスルタン
全体セッションで基調講演を行うマレーシアのスルタン

サルマン・シャムガラントナム大統領の基調講演で三日間の会議が始まった。大統領は、ソーシャルメディアの普及によって両極化された人々が、AIアルゴリズムによって知らず知らずの内に自分の意見がマジョリティであるように思ってしまう問題などの具体例を取り上げて印象的な基調講演を行った。マレーシアのスルタンやシンガポールの閣僚などもディスカッションに加わり、最新のデジタル技術をフルに活用した有意義な国際会議であった。

全体セッションでも紹介された三宅善信師
全体セッションでも紹介された三宅善信師

日本からの参加者は、三宅善信神道国際学会理事長、足羽輿志子政策研究大学院大学客員教授、ケティ松井清泉女子大学名誉教授の三氏。

二度目の参加で顔なじみも増えた三宅善信師
二度目の参加で顔なじみも増えた三宅善信師

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