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G8宗教指導者サミット本番直前に
第3回運営委員会を大阪大学中之島センターで開催
 

  08/03/25

 サミット本番を目前に控えた2008年6月23日、大阪大学中之島センターにおいて、G8宗教指導者サミット(出口順得会長)の第3回運営委員会が開催され、外国人三名を含む二十数名の宗教者が出席して開催され、本年6月27日から29日の三日間、大阪・京都で開催されるG8宗教指導者サミット(以下、「G8RLS」と略記)の詳細が決定され、続いて行われた記者会見で発表された。

 6月23日午後、今回のG8宗教指導者サミットの開会式の会場となる大阪大学中之島センターの9F会議室において、第3回運営委員会が開催された。会議は、G8RLS顧問を務める倍巌良舜融通念佛宗管長による「開会の祈り」で始まった。事務局長から出席状況の確認がなされた後、G8RLS運営委員長の三宅光雄金光教泉尾教会長から「開会の挨拶」が行われた。


開会の祈りをする倍巌良舜融通念佛宗管長

 まず、「報告事項」として、@3月25日に京都で開催された第2回運営委員会の議事録が三宅善信事務局長から読み上げられ、出席者全員の一致をもって承認された。続いて、A3月25日以後の準備状況の進捗が事務局長からなされ、第2回運営委員会において設置が決定された「諮問委員会」が、その後頻繁に開催され、各分野の専門家によって、具体的な「会議の中身(叩き台)」づくりが十分進捗したことや、海外でも広報活動、国内政府・地方自治体各関係機関との調整について報告された。

さらに、B公式参加表明教団・宗派名の紹介と、C海外からの参加希望者の紹介がなされ、6月20日現在で、G8各国はもとより、30カ国45名の宗教指導者から申し込みが来ていることが報告された。加えて、当G8RLSに協賛して多くの関連イベントも開催されていることが報告された。

 続いて、審議事項として、国内各宗派に依頼している協賛金額の報告と未納の教団への働きかけについて審議され。さらに、事務局から提出された詳細なプログラム(案)を元に検討が加えられ、3回にわたって開催される全体会議や3会場で3回づつ開催されるABC各分科会のパネリスト等について審議された。


議論の白熱する会議の様子

 最後に、弊会の挨拶を三宅光雄運営委員長が行い、G8RLS顧問を務める西村冏紹天台眞盛宗管長による「閉会の祈り」をもって第3回運営委員会は無事、終了した。なお、この日の出席者は、三宅光雄運営委員長の他、顧問団からは倍巌良舜融通念佛宗管長、西村冏紹天台眞盛宗管長、大森慈祥辯天宗管長、西田多戈止一燈園当番。運営委員からは、永島龍弘高野山真言宗総務部長、坂本峰徳総本山四天王寺総務部長、中村殊萌真言宗大覚寺派教学部長、吉村ワ英融通念佛宗宗務総長、武田圓寵天台眞盛宗宗務総長、釈満潤臨済宗佛光山本栖寺住職、天野祥観辯天宗総務部長、懸野直樹嵯峨野宮神社宮司。諮問委員会からは、井上昭夫国連UNITAR特別上席顧問、M・マタタ・オリエンス宗教研究所長、天江喜七郎外務省参与。三宅善信事務局長他、事務局員5名、随行者数名であった。

 なお、この運営委員会に引き続いて、記者会見が開催され、三宅善信事務局と井上昭夫国連UNITAR特別上席顧問とM・マタタ・オリエンス宗教研究所長の諮問委員が、記者からの質問に答えた。


記者会見で内容を説明する三宅善信事務局長


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