金光教泉尾教会の境内地は、大阪市内には珍しい20,000u(6,000坪)という広大かつ手入れのよく行き届いた庭園(「泉光園」と呼ばれている)でもあり、近隣住民の憩いの場であると同時に、ウグイス・メジロ・ゴイサギ等の野鳥や淡水魚・両生類をはじめ多くの昆虫類の生息地でもある。境内地である泉光園は、1989年に大阪府から「大阪みどりの百選」に選定され、また、世界平和を祈念して1954年に建立された「祈りの塔」は、「OSAKA咲AKASO 人・街・夢 百選」に1991年に大阪市からそれぞれ選定されている。



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みどりの百選
「国際花とみどりの博覧会(略称:EXPO90 花博)」を記念して、府民投票が実施された「大阪みどりの百選」に、泉光園は、大阪城公園や中之島公園とならんで、大阪市内では10カ所しかない内の1カ所に選ばれました。







春の全国火災予防週間 )
泉光園の春は、3月1日の「春の全国火災予防週間」協賛消防訓練で始まります。近所の幼稚園児も見学する中、在阪テレビ各局が中継に訪れる名物行事です。








お相撲さんも消防訓練に参加
大相撲春場所の期間中、泉光園内に土俵を設けて稽古を行っている佐渡ヶ嶽部屋の力士たちも消防訓練に協力しています。消火器や放水銃による消火訓練、大きな体を折り曲げての心肺蘇生術(人工呼吸)訓練の様子は、真剣さの中にもユーモラスな動きで、興味深いです。






桜と大会堂

1968年に落成した金光教泉尾教会の大会堂は、純和風の入母屋造りの建物としては日本最大級の建造物で、礼拝や儀式が行われる内部の広前は3,000人収容の無柱空間です。







200本の桜

泉光園には、大阪緑のトラスト協会の協賛により、約200本の桜の木が植えられています。








チャリティバザー
毎年3月には、「世界中の子供たちの笑顔のために」をテーマに、チャリティーバザーが開催され、婦人会・青年会やボーイスカウト・ガールスカウトの皆さんたちが出店した各種の模擬店が人気を博し、約3,000人の人手で賑わいます。このバザーの売上金はすべて、国際的NGOの「人類共栄会」を通じて、各国の恵まれない子供たちの支援活動に寄付されます。





ツツジ
 


GW前には、色とりどりのツツジが咲き揃います。








グランドカバー

この季節、「祈りの塔」前広場は、野草が咲き乱れて地面を覆い尽くします。









GW明けには、園内5箇所の小竹林から多数の筍が勢いよく伸び出します。








新緑に引き立つ伽藍

新緑に映える泉尾教会の伽藍。手前の建物は国際会議場神徳館。奥に見える巨大な建物が神殿のある大会堂。右手に先端部を覗かして
いるのが祈りの塔。








夜景も素晴らしい

大阪ドームにもほど近い泉光園は、夜景も素晴らしう眺めです。









小動物の楽園

園内には珍しい小動物がたくさん自生しています。写真は、蓮の葉の上でかわいい鳴き声を競うアマガエルたち。








ビオトープ:非公開

長い年月をかけて整備されたビオトープはまさに「自然」そのもの。現在の琵琶湖・淀川水系ではほとんど見ることのできなくなった水棲生物たちの楽園です。







プレイグランド1

毎年夏休みには、子供たちの楽しいイベントが企画されています。参加無料。








プレイグランド2

交通事故の心配もなく、広々とした園内は子供たちの健全育成の場になっています。








鬱蒼とした木立に囲まれて



20,000uの境内は、人工の森とは思えない、このような鬱蒼とした木立に囲まれて、都会のオアシスと化しています。










セミの成る木



地球温暖化の影響か、酷暑の続く泉光園ではここ数年、セミが大量に発生し、園内の木々はまるで「セミの成る(鳴る)木」状態です




 


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