金光教泉尾教会の境内地は、大阪市内には珍しい20,000u(6,000坪)という広大かつ手入れのよく行き届いた庭園(「泉光園」と呼ばれている)でもあり、近隣住民の憩いの場であると同時に、ウグイス・メジロ・ゴイサギ等の野鳥や淡水魚・両生類をはじめ多くの昆虫類の生息地でもある。境内地である泉光園は、1989年に大阪府から「大阪みどりの百選」に選定され、また、世界平和を祈念して1954年に建立された「祈りの塔」は、「OSAKA咲AKASO
人・街・夢 百選」に1991年に大阪市からそれぞれ選定されている。
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境内にも秋の気配が |
ほとんど常緑樹で構成されている泉光園にも芝生の色やハナミズキなどに秋の気配が伝わってきました。
野菊に珍しい蝶がやってきました |
境内に自生している野菊にツマグロヒョウモンチョウの♀が飛んできました。泉光園には、大阪市内にもかかわらず、イタチなどの小動物、様々な野鳥、昆虫類がやってきますが、ピッタリと写真に撮るのは難しいのです
見事に色づいたイチョウ |
境内には数本のイチョウの大木がありますが、この樹木は、珍しくクスノキが宿り木状態になっています。また、この樹にはたくさんの銀杏が実を付けます。
サクラも紅葉します |
春には見事に花をつけ大会堂正面のサクラも、すっかり紅葉しました。秋特有のどこまでも透き通った青空をバックに、大屋根の緑青(ろくしょう)がとてもきれいです。
アイビーの落葉 |
「祈りの塔」に絡まっているアイビー(蔦)が、はらはらと落葉してる瞬間。世界平和を祈念して1954年に建立された「祈りの塔」は、「OSAKA咲AKASO
人・街・夢 百選」に1991年に大阪市から選定されています
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クスノキの実を啄むヒヨドリ
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ほとんど常緑樹で構成されている泉光園には、クスノキの実を餌にしているヒヨドリがたくさん棲息しています。かなり大きな声(ギャーギャー)で啼きます。
芝生の広場にいるセグロセキレイ
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20,000uの泉光園には、大阪市内にもかかわらず、キジバト・ムクドリなど様々な野鳥がいますが、セグロセキレイなどは、こうして芝生の広場へ出てきて餌を啄むので容易に見かけることができます。
スズメ(左)とメジロ(右)の2ショット
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窓際でも、こうして餌を用意しておくと、1mくらいの距離まで近づいて観察することができます。珍しく、スズメとメジロが同時に餌を啄んでいる写真が撮れました。メジロは、多いときには十数羽が群れて繁殖しているようです。他にも、キビタキやゴイサギ等さまざまな野鳥を境内で観察することができます。
正月の飾り付けが済んだ泉光園の正門
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泉光園正門も、お正月用の門松(高さが3m以上もある大阪市内で最大級の門松です)が据えられ、門幕が吊り下げられ、道行く人にも、迎春ムードを盛り上げています。
とんど焼きの準備も整って
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小正月(1月15日)に行われる「とんど焼き」の準備もすっかり整った状態です。お正月に交換した古い注連縄(しめなわ)や松飾りを近所の人たちが持ち寄り、「厄払いのお炊き上げ」が行われます。
珍しい雪景色
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珍しく雪化粧をした「泉光園」の全景です。会堂の大屋根からづり落ちてくる雪の塊は、大迫力です。
まだ誰も踏んでいない
新雪の境内
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ほとんど雪の降らない大阪ですが、数年に1度のシャッターチャンスが訪れました。誰かに踏まれて、足跡を付けられてしまったら、もうお仕舞いですので、雪が降った朝は、暗いうちにカメラを持って飛び出し、寒さに身を震わせながらの撮影になりました。
静まり返った奥庭
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国際会議場から見渡すことのできる奧庭(稀少魚・両生類の宝庫)は、非公開のため、誰も入って来ないので、雪が降ると、かなり趣のある景色になります。
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