●○ 2000年8月行事 ○●




  • 天台宗と辯天宗を訪問 

     8月30日(水)、三宅龍雄教会長は、8月27日に行われた先代教会長三宅歳雄大人一年祭への謝意を込めて、天台宗と辯天宗を訪問した。比叡山延暦寺では清原恵光延暦寺執行と、辯天宗本部冥應寺では大森慈祥管長とそれぞれ会見し、先代教会長との長年にわたる交誼にあらためて謝意を伝えた。



    清原延暦寺執行と挨拶する三宅教会長 


    大森辯天宗管長と懇談する三宅教会長

    8/30
  • 国連ミレニアム平和サミットに列席     

    8月28日から31日の日程で、宗教者によるミレニアム世界平和サミットが国連本部ならびにアストリアホテルを会場に開催され、各国から約千名を宗教家が一同に会し、新しい千年紀に際して、人類共同体のあり方を模索する会議を行なった。同会議への日本からの正式参加者は、WCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会名誉会長でもある三宅龍雄教会長を含む久邇邦昭神宮大宮司や渡邊恵進天台座主ら27名であり、教会長の名代として三宅善信執行が参加した。



    国連本部総会場に立つ善信師

    8月28日午後4時(現地時間)、国際政治の殿堂、ニューヨークの国連本部総会場を色とりどりの聖衣を身に纏った千名を超す世界の宗教指導者が埋め尽くした。会場を揺るがす和太鼓の大音声と共に宗教サミットが幕を開けた。

    この日の開会式は、諸宗教の代表者による会議に相応しく祈りで始まった。ヒンズー僧による「平和の呪文唱題」に続いて、「平和の祈り」が行ったのは、日本からの神宮大宮司・天台座主を含む、上座部仏教、ユダヤ教、イスラム教、カトリック、アルメニア正教、プロテスタント、ジャイナ教、ゾロアスアー教、チベット仏教、アフリカ民俗宗教、韓国民俗宗教、中国道教、アメリカ先住民、シーク教、ブラマクマリ教、ギリシャ正教、バハイ教等の代表らが次々と登壇し、それぞれの様式で祈りを行った。



    歓迎の挨拶をするアナン事務総長
    サミット第二日も国連本部総会議場で開催された。大きな拍手と共に登壇したアナン国連事務総長は、「そもそも国連とは、主権国家の連合体であり、政教分離が国連の原則であるが、そのことはいささかも宗教者の役割を軽視するものではないどころか、私は、世界の諸問題に対する宗教者の積極的な関わりに期待している」と述べ、さらに、「宗教には世を照らす光の面があるのと同時に、暗い面があることも事実である。暗い面とは、女性や弱者への差別を助長してきたこと。極端なナショナリズムへの荷担。さまざまな社会的問題への無関心である。宗教者は、変化への媒介者とならねばならず、世界を分裂させるのではなく、和解と統合の推進者となるべきである」と述べ、一堂に会した宗教指導者たしから大きな喝采を浴びた。

     続いて、『対話への呼びかけ』と題して、泉尾教会とも関わりの深いインド上院議員のカラン・シン博士が議長になって全体会議の第1セッションが始まった。 発題者は、バチカン諸宗教対話評議会の長官F・アリンゼ枢機卿、世界イスラム連盟のA・アル=オバイド事務総長、ユダヤ教のイスラエル首座ラビのM・ラウ師、久邇邦昭師、WCC事務総長のK・ライザー博士、ジャイナ教のL・シンビ博士、台湾仏教界のシェン・エン大師、ヒンズー教指導者のS・マハラジ師らである。



    総会場でWCCのウコー諸宗教対話局長と隣席する善信師

    引き続き、今回のミレニアム宗教サミットのパトロンであるT・ターナー氏が登壇。メディア王らしく、大きなアクションと解りやすい口調で、「宗教者の平和活動に、経済人も積極的に協力すべきだ」と持ち上げて、盛んな拍手を浴びていた。また、アナン国連事務総長の招待による昼食会が催され、教会長の名代である善信師も正式代表としてこの席に列した。

    サミット第三日と四日は、会場を国連本部からウォルドルフ・アストリア・ホテルに移して開催され、全体会議第3セッションの『許しと和解に向けて』と、第4セッションの『貧困と環境の悪化の脅威の終結』が行われた。また、それぞれの分野別のテーマに分かれて、ワーキングセッションが、この二日間、熱心に討議された。



    第4セッションの参加する善信師 

    8月31日の夕刻、閉会セレモニーが行われ、世界各地から持ち寄られた「聖なる水」がひとつの鉢に注ぎ込まれ(善信師は泉尾教会のご神水を注入した)て、霊的一体感が高まり、宣言文が採択されて、四日間にわたる宗教者によるミレニアム世界平和サミットが閉幕した。

    8/28−31

  • 相次いで先代教会長の霊前に参拝     

     8月27日の先代教会長三宅歳雄大人一年祭を前に、各界からの参拝が相次いでいる。7月4日の庭野日鑛立正佼成会会長(既報)をはじめ、8月22日には、京都から西田多戈止一燈園当番、東京から杉谷義純寛永寺圓殊院住職(前天台宗宗務総長)が、25日には磯村隆文大阪市長、津江孝夫今宮戎神社名誉宮司らが参拝され玉串を奉奠され、佐原慶治妙道會教団会長、小林昭五上宮学園理事長(浄土宗教学部長)、中野寛成民主党副代表らから献花があった。


    西田多戈止師と懇談する
    三宅龍雄教会長
    遺骨が奉安された祈りの塔へ
    参拝される杉谷義純師
    霊前で玉串を奉奠される津江孝夫師 

    8/22−25


    世界平和祈願祭・戦没者慰霊祭 

     8月15日(火)午前11時から、広前神前において世界平和祈願祭(祭主:三宅光雄副教会長)が、また、霊前において新規物故者ならにび戦没者慰霊祭が仕えられた。

     世界平和祈願祭においては、昨年8月に帰幽(死去)した故三宅歳雄先代教会長が長年推進してきた宗教対話・協力による世界平和の実現に向けて、引き続き、教会を挙げて取り組むことを誓い、男女青年会員の代表をはじめ参拝者全員が平和の誓いの折り鶴を神前に供えた。



    平和の祈りを込めて折り鶴を供える参拝者たち

      新規物故者ならびに戦没者慰霊祭では、この一年間に帰幽した信者の遺族および太平洋戦争の戦没者の遺族の代表らが、玉串を奉奠し、御霊の平安を祈念した。泉尾教会では、毎年お盆期間中、霊前を荘厳し、参拝者(泉尾教会に先祖の御霊を合祀している人)がいつでも玉串を奉奠できるようになっている。




    霊前に玉串を奉奠する遺族たち

      この後、正午の時報に合わせて、参拝者全員で1分間の黙祷を捧げ、三宅龍雄教会長による教話を拝聴した。

    8/15
  • 比叡山宗教サミット祈りの集会  

     8月4日(金)、比叡山延暦寺根本中堂前特設会場において「比叡山宗教サミット13周年世界平和祈りの集会」が開催され、三宅龍雄教会長と三宅光雄副教会長が参加した。泉尾教会では、先代教会長が第1回比叡山宗教サミットに招かれて以来、毎回、協力してきた。
      


    天理教飯降政彦表統領と教会長 




    世界平和祈りの集会

    8/4


    婦人会が伊豆諸島群発地震に義援金 

     8月1日(火)、泉尾教会婦人会は、去る7月15日に開催された婦人大会の会場で集めた伊豆諸島群発地震救援募金180,882円を、被災地のひとつ神津島村地震災害対策本部へ送付した。

    8/1
    問い合わせ先:金光教泉尾教会戻る


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